学校日記

オーケストラ入門教室に思う

公開日
2013/02/07
更新日
2013/02/07

学校の様子

2月5日、6日と京都コンサートホールで「オーケストラ入門教室」が開催された。京都市交響楽団のプロの演奏を聴く。本校からは育成学級のO君が参加してくれた。私は中音研の会長として2日間参加した。役柄、舞台裏を見てきたが、前年度から予約され、4月から話し合いが続いてきた。参加者数4,000人ほどの大きな取組である。体調が悪くても、この日を休むわけにはいかないとありとあらゆる薬類を持参して、この取組に参加しているスタッフ(教員)もいる。頭が下がる。教育公務員を悪く言う風潮もあるが、「この人を見よ!」と言いたくなる。

学校によっては何百人単位で参加してくれる学校もある。ホールのスタッフも毎朝、20名ほどの方が、受け入れるに当たっての打合せを綿密にされている。
会場前に立礼のために、並んで待っていると、ぞくぞくと生徒たちが先生方に引率されてやって来る。にこやかに挨拶をされる先生たちがいる学校の子どもたちは同じように挨拶がしっかりできている。帰りには「さようなら」とか中には「ありがとうございました。」と言葉を残して帰って行く子もいる。気持ちがいい!醍醐中の子どもも、挨拶なら自慢だ。挨拶はほっておけばいつかできるようになるというものではない。家庭で学校でそういう習慣づけがあってこそだ。

指導主事の山口先生が指揮者の田久保裕一氏を控え室で紹介してくれた。最初緊張もしたが教師の経験もあるということで、非常に気さくな人だった。昼ご飯に一緒にラーメンを食べるとかだ。醍醐中学校も紹介しておいた。「ホームページ見ます。」と言っておられたので、今頃見ててくれるかな?

支援学校の生徒は車椅子であったり、介助の手助けで参加してくれている。きっと心で感じて聴いてくれている。出てくる生徒の表情に「音楽の力」を感じる。いい取組だ。

しかし、スタッフの先生方は公立の先生でありながら、赤字を出すわけにはいかないと必死である。生徒数が多いので観光バスでやって来る学校もある。自費である。生徒の参加料は650円、保護者は1,000円で、交通費は自分達で、ということだ。京都市もそれが嫌なら止めろというような無慈悲なことは言わないだろうが、せめて生徒たちに関しては努力の結果、赤字になったらそこはフォローアップするとか、参加校の交通費は出しましょうと言ってほしい。誰にどこで言えばいいのでしょうかね。もしこれをたまたま見た人がそうなら、お願いしたい。リコーダーもハーモニカも吹けない私だが、会長らしいことを書かせてもらった。人生は面白いものだ。

■ 指揮者 田久保裕一 氏
http://www.musicinfo.com/takubo/