学校日記

一言寺の竹林

公開日
2012/07/12
更新日
2012/07/12

学校の様子

校区に「一言寺」という寺がある。校区と言うより学校前の東西の通学路が参道になっている。8月17日はお祭りで出店がずらりと並んで賑わう。この寺は下記のように知られている。

「一言寺(いちごんじ)は、京都市伏見区醍醐にある真言宗の寺院で、正式な寺号を金剛王院(こんごうおういん)と称し、真言宗醍醐派の別格本山である。本尊は千手観音。本堂軒下に奉納されている額の「ただたのめ 佛にうそは なきものぞ 二言といわぬ 一言寺かな」という御詠歌が知られている。」
< 出典:ウィキペディア>

早朝に一言だけお願いをしにいくと、その願い事が叶うのだそうだ。「近くにいるので毎日一言をお願いに行かないと」と欲の深いことを言っていると聞き入れてもらえない。本当に困ったときだけだ。

このお寺に子どもたちが七夕飾りをしたいということで、竹をもらうお願いをしに行った。寺の階段下に初老の夫婦が本を見てはぶつぶつ言っておられる。「どうしたのですか」と聞くと「このお寺はアジサイで有名と聞いて来たのですが、アジサイが無い」とのことだった。

そのことを知らなかった。「私も今から住職に会いに行きますので、もう一度行きましょうか」と言って階段を上った。確かにちょこちょことはアジサイの花はあるが名所とは言えない。チャイムを押すが反応が無い。するともう一人、30年ほど前に息子さんが醍醐中学校を卒業したという女性が来られて、「私も何回もチャイム押しますが、おられません。広島の方にもお寺がありますので、そちらに行っておられるかもしれません。」とのこと。困った。電話番号を教えてもらった。

アジサイの話をすると「今年は少ないんですよね」と言われる。初老の夫婦に「どこからこられたのですか」と聞くと、東京とのこと。ガイドブックを見て、ここだけではないだろうが、わざわざ来られるとは。三室戸は見たとのことで藤森神社を紹介すると、そちらへ向かわれた。

学校に帰って聞いた電話番号に電話すると誰も出ない。やはりと思っているとすぐに電話がかかってきて、「醍醐寺」の方におられるとのこと。用件を話すと快く、応じて頂いた。いい短冊の七夕飾りができたので、写真を撮って、お礼に一言寺に行った。今度は奥様がでてこられて、礼を言う。「先日、東京の方が来て、アジサイが有名と聞いたが、無いとのことでした。」と聞くと。「今年はシカが出てきて、みんな食べてしまったのです。」何と野生のシカがこんな近くにいるとは。

地域に「一言寺」があってよかった。この度はありがとうございました。


■一言寺
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%A8%80%E5%AF%BA

http://www.geocities.jp/yamadaka23/daigo/matsuri/itigonzi.html

http://kyoto-albumwalking2.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_df2f.html