部活動の在り方 音楽の力で締めくくる
- 公開日
- 2009/08/06
- 更新日
- 2009/08/06
学校経営の基本方針
野球部から始まった夏の大会、今日の吹奏楽部の「京都府吹奏楽コンクール」で全てが終わった。吹奏楽コンクールは京都会館第一ホールで行われた。日頃の練習の成果を遺憾なく発揮してくれたのではないだろうか。指揮者の先生に一点集中して音を合わせ、物語を作っていく。こんなことって人間だからできるんだなあと感動していた。子ども達も満足そうな表情であった。野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、卓球、陸上(個人)、吹奏楽と見てきて、それぞれに興味を持つ子供達が集い、さわやかな汗と涙を流して成長して行く姿を見た。部活動は課外活動であるので、義務としての教師の仕事ではない。外国の先生からしてみると実に不思議な、献身的なボランティア活動と映るだろう。そういった意味でも指導してもらっている先生方には保護者の方同様感謝している。しかし日本の教育において部活動は生徒指導の一つとしてなくてはならないものになっている。教科の時間には育てられないものがある。特に中学の部活動はそうである。高校は着いてこれる者だけを対象とする。中学と同じような考えでいると親も子も戸惑いの世界から抜け出せなくなる。中学でも近畿や全国をめざす部活においては尋常とは思えないような練習が行われる。全員参加の部活動か、勝つことが至上命令の部活動か。どちらにも一長一短はあるが、かつてテレビを見ていたとき少年野球の女性の監督さんがピッチャーマウンドの後ろから外野ノックをしていた。「とどきませんから」と。「指導で特に気をつけておられる点は」と聞かれて次のように答えた。「好きで始めたことが嫌にならないように」。これはアマチュアスポーツの大切なことではないかと思え忘れならない。ただ、それなりに厳しく辛い練習を乗り越えて、見えてくるものも経験し、体感してもらいたいとも思う。山の頂上まで登り切った者だけが味わえる世界が待っているからだ。