「心豊かな人生を送るために」堤氏講演 心打つ!
- 公開日
- 2011/06/30
- 更新日
- 2011/06/30
学校の様子
6月29日(水)授業参観・評価説明・講演会が行われた。朝、テレビの天気予報を見て予想最高気温34度とあった。他のチャンネルでは25度とか言ってくれないかと回すがどこも34度 !
実際はそれを上回るような気温の中、小さな体育館に260名の生徒を入れるとどのような状態か想像は簡単であろう。堤氏には最悪のコンディションでの講演依頼になった。
(堤氏は前にも紹介しましたが、京都府警本部 少年サポートセンター所長補佐で京都市教育委員会 生徒指導課 担当課長でもあるという、めずらしい役職の方である。)
ところがである、マイクをお渡しした瞬間に堤ワールドに包まれた。いつも「人の話は耳ではなく、目と心で聴きなさい。」と言っているが、それ以上に子供たちの首が前のめりになっているのが、前からよく分かった。食いつくような目で聴いていた。こんな最悪の環境の中でも人を引きつけて話せる腕である。自分を振り返ってみるとついつい教師というものは、話がうまく進まないと「生徒が悪い、保護者が悪い、時世が悪い」と自分を棚に置いて話しがちであるが、見習いたいものである。
あっという間の50分であった。私が期待していたとおりの話で非常に満足した。この夏いろんなことがあると思うが、何か自律のひとつにはなったと思う。ただ私の思いも、堤氏の思いもそれだけではない。子供たちが今後20,30,40才と年を重ねても、今日のインパクトは強烈に残ってくれると信じ、演題であった「心豊かな人生を送るために」なのである。
その後、教室で300字程度の感想文を書いてもらった。それを教頭先生にクラスごとにまとめて持ってきていただいた。読んでいる内に引き込まれてしまって、全学年、全クラス4,5時間かけていっぺんに読んだ。夜の9時を回っていた。担任の先生の指導の手が入っているのだろう、ちゃかすような文面は1枚もない。個人差はあるが学年の発達段階に応じた文面に思わず、大笑いしたり、うならさせられたり、これも醍醐中学校の宝となる。堤氏に読んでもらうべく持って行きます。ますます醍醐中学校の子供たちが好きになった。
感想文から一部紹介
■ 落ちている1000円を自分のものにしたら、罪になると知らなかった。でも今まで一度も1000円が落ちているのを見たことがないなあ。
■ 小学校時代、学校に行く途中に財布を拾って中を見たら、10万円入っていて、学校に遅れそうだったので、お姉ちゃんが警察に届けてくれて、落とし主もすぐに見つかって良かったと思ったことがある。
■ 万引きどろぼうを軽く考えていたが、展開によっては強盗になったり、無期懲役や死刑にだってなることがあると聞いて驚いた。
■ 薬物の怖さがよく分かった。初めはタバコから始まると聞いて、お母さんもタバコを吸うてはるので、すぐに止めさせようと思った。
■ 僕はタバコもお酒も薬物もしません。でも一度お父さんのビールをなめたら、苦かった。
■これからの私の人生がよりよくなるために暑い中お話をして下さって、ありがとうございました。この内容は絶対に忘れないようにします。
■携帯電話のプロフとかそんなに危険があるとは思わなかった。今からフィルタリングかけてもらいに行ってきます。