感動のボランティア!
- 公開日
- 2011/03/10
- 更新日
- 2011/03/10
学校経営の基本方針
盲目の松永さんの講演や音楽室のピアノの話し、支部親まなび委員会、ティータイムコンサートのことなど書かなくてはならない、伝えたい内容は多いのだが、毎日積まれていく報告書の山にHPにかける時間がない。
しかし、このことは心が熱い内に書かないわけにはいかないと書いている。予算の都合で新入生全員に新しい机椅子がまわらない。比較的きれいな机椅子に足して半分ほど新しいものを補充している。今年度は教職員の協力もあって、光熱費が例年ほどかからなかったので、その分で机椅子を100買うことができた。事務の方のファインプレイだ。
今日、業者から「運んできたのだがどこから中学校へ入ったらいいのか分からない。」の電話があり、迎えに出ると、西門のところに止まっている。北門に誘導するが、大きなトラックで屋根にかかり入らない。また西門に戻り、カギを開け、そこからバックで入ってきた。神業的なテクニックである。さて次である。昨年は半分の数を3人で来て運んでいたが、3階の部屋に置くので、何往復もするうちにアゴを出し、途中で休憩しながら「ハアハア」言っていたのを思い出した。それもくっけんな若者だった。栄養ドリンクを渡し、頑張ってもらった。今年は一人である。しかも若干、年もいっておられる。「車から降ろすのは手伝いましょう。」と手伝っていると用務員さんがやってきた。ありがたい。上まで持って上がるのは一人では2,3時間かかるだろう。「もうすぐ、1時間目の授業が終わるので、放送を入れてみましょう。」「だれも来てくれなかったら、ショックだし、淋しいなあ」と言いながら椅子を降ろしていた。
休み時間になり「生徒の皆さんと、教職員の皆さんに緊急のボランティアをお願いします。卓球室の前に来て下さい。」と放送を入れた。「ダメかもしれないな」と思いながらトラックから椅子を降ろしていると2年生の一人の少年がやってきた。「おう、来てくれたのか」と言うと「暇ですから」と照れくさそうに言う。うれしかった。
その後すぐに学年問わず、男女問わず、いっぱい来てくれた。涙が出そうにうれしかった。ものの10分ほどで運び終わった。授業の始まりのチャイムが鳴ったが「授業中失礼します。ボランティアありがとうございました。感動しました。若干遅れていく生徒もいますが、ご了承下さい。」と放送を入れた。
生徒に感動させてもらうことは多いのだが、今日のこの日のことは教師生活の中でも忘れられない思い出となることだろう。トラックの運転手さんが感謝されたのは言うまでもない。醍醐中学校の話しは仲間内でも出るだろう。
このような生徒のいる学校に勤務していることに、またまた感謝である。ありがとう。