学校日記

「運」と「精進」

公開日
2010/10/07
更新日
2010/10/07

校長室から

        =「校長室だより第10号」から抜粋=

10月14日(木)から第3回定期テストが始まります。今日はその1週間前です。試験科目や日程も発表されたのではないでしょうか。3年生はこれからいよいよ高校受験に向けて神経質になる時期に入りますが「人事を尽くして天命を俟つ」しかないのではないかと思います。
さて、これまでのテストの出題問題に自分の運、不運を感じた人は少なからずいるのではないでしょうか。私自身も「あそこから 出題されるとは思わなんだなぁ」と言った感想を抱いたり「もうちょっとあそこを勉強しておいたら・・・運がなかったなぁ」と運の所為(せい)にした時がありました。
しかしテストが思うようにいかなかったのは運の問題ではありません。単に私が努力しなかった、勉強を嫌がっただけの事です。てっとり早い勉強をして試験対策に走ったツケが来ただけのことです。確かに、そこをタマタマ勉強して点数がとれた人がいるかもしれません。「運が良いなぁ」と他人からみたら思うことになるのでしょうが、本当は綱渡りをしてリスクを背負うようなことをしているのです。
今日(10月6日)の京都新聞朝刊に横綱白鳳の記事が載っていました。紹介したいと思います。
「これまで、運が良かった。わたしは強い人間ではないが、運は努力した人に来る。相撲だけでなく、人への尊敬や読書などいろいろな勉強やけいこをして精進したい」
と述べています。また、元横綱の双葉山関のもつ69連勝記録越えについては、
「運が良ければ、近づけるかもしれない」と意欲とも謙虚とも受け取れる発言をしています。
この白鳳関の言葉には、「精進」をしたからといって「運」がつくとは限らないけれども「精進」をしないと「運」はついてくれないし「精進」をしない者に運がつくことはないという意味が込められているのだと思います。
さて第3回定期テストに向けて、これから皆さんは「精進」すべき時期に入っています。運を自分自身につけるような立派な「精進」を期待しています。