学校日記

獲得した知識を整理する

公開日
2010/06/18
更新日
2010/06/18

校長室から

6月24日(木)から第2回定期テストが始まります。テスト1週間前あたりで、学習法について校長室だよりで紹介してきました。実践しているでしょうか。今回もテストの勉強法を紹介したいと思います。
定期テストはテスト用紙でこれまで授業で学習したことをどこまで理解し表現できるかを一定の基準に照らして測定するものです(学習指導要領改訂後ではテスト、学習評価はペーパーテストだけに頼らない方法で測定することが求められています)。テストでは頭に叩き込んだ知識をどのようにペーパーテストの回答へ結びつけるかが鍵になることは明らかです。ペーパーテストでは○、×式で答えるものもあれば、解答を選択したり、文言を用いて記入するものもあります。文言でも単語を記入するものもあれば、理由など受験者の考えを尋ねるものもあります。○×式や単語を記入するものでも、受験者に混乱をさせるような問いかけを用意してあるものも少なくありません。そこで正しい解答を導くには知識をキチンと獲得していること先決です。いわゆる記憶です。記憶力で一番基盤の弱いのは、目からだけに頼る記憶です。いわゆる黙読です。黙読での記憶は海馬(かいば:脳の記憶を司る部位)に与えるインパクトが一番弱いのです。その弱さを補強するのが、音読や手書きによる記憶です。目からだけではなく、耳の聴覚神経と手先の感覚神経を使って海馬を刺激するのです。これは知識獲得(記憶)の鉄則です。
次に獲得した知識を結びつけることが大事になってきます。「何が(誰が)、どうして、どうなった」を整理してはじめて理解に至ります。前回のテスト前に単元や節ごとに「まとめる」という作業を紹介しました。今回はそのまとめる方法として図式を活用することを薦めます。→などを使った図式を活用すると理解が整理される場合がよくあります。因果関係や並列的な事柄が明確になるのです。図式なのでコンパクトになり非常に便利です。これは、「週刊子どもニュース」のキャスターをかつて担当されていた池上 彰氏は著書の「伝える力」の中で知識の整理に図式の活用をすすめています。試験勉強に一度ためしてみて下さい。