「テスト」の先にあるもの
- 公開日
- 2013/10/09
- 更新日
- 2013/10/09
校長室から
心配していた台風24号の影響は若干の降雨程度で第3回の定期テストを無事に実施することができ、生徒は懸命にテストに向かいあっていました。さて、先日の毎日新聞電子版に現在の大学入試センター試験に代わる「新テスト」について報道されていました。その内容は教育再生実行会議の場でこれまで議論されてきた報道内容とあまり変わっていませんが、大学側と高校側に「新テスト」の活用について記載されています。「新テスト」の背景には大学教育の質の転換があります。世界がグローバル化の時代を迎え、たとえばアジア地域の国々から日本を含め欧米各国で学ぶ留学生の教育水準の高さは母国の国益や繁栄に繋がりはじめています。世界の国々も同様です。そういったアジアを含めた世界の動きに対して日本の教育、とりわけ大学教育はどうなのか、その見直しの一つが大学入試センター試験の廃止とそれに代わる新テストなのだと思います。この新テストの目的に「思考力、判断力を含めた幅広い学力の到達度を測る」と述べらているので、高校の学校教育は影響を当然うけるでしょうし、中学校教育にも影響を与えるものでないと意味がありません。たとえば高校や中学校の定期テストを考えても、それが「新テスト」の目的から外れたものでは「新テスト」導入の意味を薄れさせたものにしてしまいます。定期テストの先に、テスト結果が単に通知表に記載されるというだけでなく、学校教育で培われた「幅広い学力」が地域づくり、国づくりに還元されたものに繋がっていくものがなければ、学校教育はグローバル化には通じるものになりえません。学校教育の定期テストには大きな役割が課せられています。