学校日記

全校集会で

公開日
2012/08/28
更新日
2012/08/28

学校の様子

28日になりました。夏休みがおわり始業前の全校集会を行いました。集会では吹奏楽部とラグビー部京都選抜Aグループに選出された生徒に表彰を行い、夏休み明け以降に講師として迎える森口先生、中岡先生、矢田先生の紹介を行いました。また生徒会から夏休み中に実施した「リーダーズプロジェクト」の報告があり、校長から以下のことを生徒に述べましたので盛りだくさんの全校集会となりました。
          「西陵祭は団体戦」

今年は4年に1度のタイミングにくるオリンピック開催の夏休みでした。競技は深夜に放送されることが多く翌日は眠気が残る日があったのではないでしょうか。サッカー、卓球、バレーボール女子、体操、アーチェリー、水泳、柔道、フェンシング男子・・・とメダル獲得のかかった競技にはテレビから目が離せませんでした。4年に1度のオリンピックです。4年間、多くのことを犠牲にして練習に全てを打ちこんできた選手たち。外国で3年間合宿する選手も珍しくありません。合宿費用を捻出するのに募金活動をしたり、スポンサー探しに躍起なった選手も多くいます。そんな努力という言葉では表現しきれない重みのある年月を選手は過ごしてきました。今回のオリンピックでは大会前から個人戦よりも団体戦に力を入れると、述べる選手がいました。アーチェリーの早川選手や体操の内村選手などは早い時期からそう宣言していました。自分一人の成果にこだわった競技をしても、誰からも責められるものではありません。
 水泳の入江陵介選手は次のように述べました。「競泳は27人で一つのチーム。27人のリレーはまだ終わらないです」。200メートル背泳で銀メダルを獲得した後の力強いコメントが印象に残っています。自分と同時にチームのことを考えて競技をしている入江選手には感心します。水泳で言えば男子・女子とも400mメドレーリレーでメダルを獲得したときの喜びの分かち合いも感動的でした。また卓球女子では個人戦は誰もメダルを獲得できなかったのに、団体戦でメダル獲得を決定的にした時の福原選手、石川選手、平野選手の泣きじゃくる姿もまだ脳裏に残っています。女子バレーボールの28年ぶりのメダル獲得も感動的でした。フェンシング団体準決勝で残り1秒から太田選手が逆転で勝利しメダルを確実にしたことには鳥肌が立ちました。
 団体の競技種目には、個人種目にないものがあります。それは自分自身が勝利することのほかに出場選手全員が勝利を目指して一所懸命に戦って勝利した際は、その喜びを全員で共有できるところです。私たちは自分一人の喜びも大事ですが、全員で喜びを分かち合う団体戦ではそれ以上の喜びを感じたりします。応援している側も同じです。
 さて夏休みが終わって間もなく、西陵祭の練習や準備で学級や学年の取組がはじまります。合唱コンクール、学年劇、展示、体育大会はどれも学級がベースになった取組で一人だけで行うものはありません。これからの西陵祭にむけた取組は「団体戦」と同じです。取り組んだ成果を学級全員で喜び合う。それには学級や学年の一人ひとりが、もっと言えば自分自身がひたすらに、一所懸命に取り組みましょう。そのことが喜びを分かち合うことに繋がるはずです。生徒と先生が共に喜びを分かち合える西陵祭を期待しています。