普通のことを普通にさせる=
- 公開日
- 2011/11/25
- 更新日
- 2011/11/25
校長室から
「校長室だより」から=
プロ野球の日本シリーズ(福岡ソフトバンク対中日ドラゴンズ)が終わりました。最後の第7戦までもつれる大接戦でした。7試合の中で4試合が2−1という1点差のゲーム展開。2−1や1−0の試合展開ではプレイをしている選手は神経を研ぎ澄ませて、観戦している方も野球の醍醐味を味わうことができます。日本シリーズの結果は4−3でソフトバンクの優勝となりました。敗れた中日ドラゴンズの落合博満監督は契約による任期切れで退任されました。その落合監督へマスコミからの「心掛けたことは?」の質問に「基本に忠実に、普通のことを普通にさせた。見る方はつまらないかもしれないが、それが一番の近道」と答えています。また、京都の仏教大学野球部は予選を勝ち上がり京都を代表して全日本大学選手権に出場することができました。その野球部監督である小島雅人氏は「普段から集中力が必要な練習をしている。単純な練習の繰り返しは精神力を鍛える」と述べられています。
この2人のコメントにある「普通のことを普通にさせる」と「単純な練習の繰り返し」という言葉には関係があるよう思います。落合前監督の「普通」という言葉に小島監督の「単純な練習の繰り返し」が含まれているのではないでしょうか。「普通」という言葉は「普(あまね)く通る」の意味です。誰にでもできなければいけない基本を当たり前のようにさせることを落合前監督が述べ、それを「単純な練習」という表現で基本練習の繰り返しの大切さを小島監督が述べられているだと思います。
さて、この「普通のことを普通にする」「単純な練習の繰り返し」の言葉を中学生の皆さんに当てはめるとどうなるでしょうか。野球選手は一日の始めから終わりまで野球ですが中学生の皆はそうではありません。中学生は勉強することが一日の大半です。その一日で「普通のことを普通にする」また「単純な繰り返し」とは何をさすのでしょうか。 野球を勉強に置き換えれば、それら2つの言葉の意味が何を指すのかは、だいたい察しがつくのではないかと思います。「普通のこと」「単純な練習」が欠けていると自分自身で判断する人はぜひ実行してください。今日からテスト1週間前です。計画的な1週間を「普通のことを普通にして」過ごしてほしいと思います。