学校日記

「志」

公開日
2011/03/17
更新日
2011/03/17

校長室から

テレビである番組を見ていたら岐阜県にある中華料理店を紹介していた。開化亭という三つ星レストラン。そこには一般客の行列ができ、日本屈指の料理人たちも訪れて料理を味わうという。シェフの名は古田 等。中華料理一筋だが、食材を駆使した独創的な料理をつくることで注目されているらしい。見た目は中華料理とは思えない創作である。有名料理店での修業経験がなく、自らの感性で独創料理を作り上げる。その独創的な料理には練りに練られた緻密な味の計算による積み上げがあるのだろう。「もっと出来る、もっと先がある」とより上質な料理づくりへの「志」をもつ事が古田氏の生き方なのだ。古田氏は岐阜県郡上市で作られているこの地方独特の郡上味噌を使って、新しい味を生み出そうとしている。この郡上味噌についてはよく知らないが、個性的な味がするらしく食材のソースにするには工夫がいるようだ。これに古田氏は「志」をもってチャレンジをしている。人が考えなかったような発想で人が感嘆する料理の味をつくろうとしている。
 さて、私たちは課題があればある程度の努力はするが、少し困難なことが起こるとそこで立ちつくし退散することが多いのではないか。課題を別の角度から見て乗り越えるという「志」。見習いたいものである。