3月11日 経験を語り継ぐのは“震災を知らない世代” 〜東日本大震災から13年〜
- 公開日
- 2024/03/11
- 更新日
- 2024/03/11
学校の様子
みなさん、こんにちは。
今日は東日本大震災が起こった日です。あれから早13年がたちました。
今日は京都市でシェイクアウト訓練に取り組みました。太中でも、基本的な安全確保行動と黙祷を行いました。
『東日本大震災の風化が進んでいると思うか』
という質問に対して、『そう思う』29%、『ややそう思う』42%。合わせて約70%という世論調査結果のように、震災から13年たち、東日本大震災の経験をどう伝え続けていくかが課題となっています。その中で、震災の経験のない若い世代が動き始めているそうです。
★朗読劇「10年後の君へ」
東日本大震災がテーマで、震災で家族を亡くした若者と語り部をする若者が、それぞれの心の傷や記憶と向き合いながら生きていく内容。この朗読劇を見た人は、次のように話しておられました。
「震災当時のことを思い出しながら見ていました。普通の毎日を過ごせていることへのありがたさを感じました。」
「震災のときは小学校4年生で、当時の記憶が鮮明によみがえりました。何十年たっても忘れてはいけないと考えさせられました。」
また、脚本や演出、主演を務めたIさんは、上演後、
「被災地訪問で出会った人や感じたことなどをすべて脚本に込めました。観客の中には震災を経験した人も多くいると思うので緊張しました。震災のことを後世に伝えていくことが大事だと改めて感じました。」
と話しておられたそうです。
★高校生が語り部に挑戦
“震災を経験していない自分が伝えることができるか葛藤もありましたが、津波で妻が行方不明になった男性の経験を聞き取る中で、助かるために備える大切さを伝えよう”
と考え、語り部に挑戦。
その冒頭で
「私は被災者ではありませんが、何年か後、何日か後に被災する1人かもしれません。あなたもそうかもしれません。」
と発言し、防災について考えて欲しいと訴えました。
津波で妻が行方不明になった経験を伝えた男性は、
「自分事として捉えて語ってくれたことに感謝している。直接、被災した人は年月の経過とともに少なくなっていくので、若い人たちにこれからも語り継いでいってほしい。」
と話しておられました。
★踊り継承プロジェクト
「自分は踊りを知っている最後の世代」
と、ふるさとに伝わる『南津島の田植踊り』を継承する活動を行っている大学生がおられます。“南津島の人たちに恩返しがしたい”と、有志の学生とともに地元の保存会のメンバーから田植踊りを継承するプロジェクトを立ち上げ、地区の歴史や文化を学びながらイベントなどで保存会のメンバーとともに田植踊りを合同で披露しておられます。
3年生は、文化祭の舞台発表で『平和の種』を通して平和を語り継いでくれました。
大切なことは、時代を超えて語り継いでいくものなんですね。