8月9日 長崎原爆の日
- 公開日
- 2023/08/10
- 更新日
- 2023/08/10
学校の様子
長崎に原爆が投下されて9日で78年。台風の接近にともない、平和祈念式典は規模を縮小して行われました。会場を平和公園から屋内施設に変更、岸田首相や海外の駐日大使、都道府県の遺族代表らの招待も見送られました。
その中で、長崎は核兵器廃絶への決意と「長崎を最後の被爆地に」というメッセージを国内外へ発信しました。被爆2世の長崎市長が読み上げられた平和宣言では、ロシアがウクライナへの軍事侵攻と核による威嚇を続ける中、原爆で背中に大やけどを負いながら亡くなるまで原爆の恐ろしさを世界に訴え続けた谷口さんの言葉を通して、核兵器の非人道性や原爆を肯定する風潮へ警鐘を鳴らし、そして世界が核抑止への依存から脱却し、核兵器廃絶への道を進むよう求められました。
ニュースでは、4歳で被爆した長崎市の女性が「平和祈念像の前に立ったら涙が出てきました。78年前の今日のことは忘れたくても忘れることができない。それなのに世界にはいまだに核兵器を持っている国がある。戦争や核兵器はなくなってほしい。」と話しておられました。
一方、大学進学で京都から長崎市に移り住んだという18歳の男性は「8月9日は、戦争や核兵器について考えるチャンスだと思う。自分は、家族から戦争体験を聞いたこともあるがそういう話を聞ける最後の世代だと思うので、平和への思いを引き継ぐ責任がある。特に、長崎を最後の被爆地にするためには、自分たちも努力をしないといけないと感じている。」と話しておられました。
被爆者の谷口さんが残された言葉「忘却が新しい原爆肯定へと流れていくことをおそれます」。歴史をきちんと知ること、学ぶことを大切にして、平和への思いを引き継いでいきましょう。