3月16日 「答辞」
- 公開日
- 2023/03/16
- 更新日
- 2023/03/16
学校の様子
冬の厳しい寒さもいよいよ終わりを告げ、日が増す毎に春の日差しを強く感じるようになりました。僕たち三年生一九五名は今日、太秦中学校を卒業します。
僕たちの三年間は、今も続くコロナ禍の中でスタートしました。
一年生。入学式も短縮され、登校も最初は分散登校という形から始まりました。小学校とは大きく違う環境の中、コロナ禍ということもあり、なかなか中学校やクラスに慣れるのが難しかったです。
二年生。おそらく中学校三年間で一番大変な時期でした。勉強はより一層難しくなり、部活動では後輩ができチームの中心になりました。そんな中、コロナの影響は大きくなり、合唱コンクール、太秦文化の日舞台発表、職業体験は中止。その他の行事でも、中止や規模の縮小が相次ぎました。
そして迎えた三年生。この頃からはコロナとともに過ごしていく「withコロナ」の世の中となっていきました。マスクでの生活にも慣れました。
九月にあった修学旅行、中学生になって初めての太秦文化の日舞台発表、昨年度はなくなってしまった合唱コンクールなど、先生方をはじめとした多くの方々のサポートのおかげでコロナ禍の中でも実施することができました。
修学旅行は長野県白馬村に行きました。大自然の中でのラフティングや友達と遅くまで話したり遊んだりしたことは一生の思い出となりました。最終日のナガシマスパーランドでは、接近してくる台風に何とか打ち勝ち、最高の3日間を過ごすことができました。
三年間ではじめて発表ができた太秦文化の日では、劇と点描画に取り組みました。先輩の劇を見たことがない中だったので劇の理想像がわからず、質を高めるのに苦労しました。しかしそんな中だからこそ、クラスを越えて学年で団結でき、初めてとは思えない出来具合となり、大成功を収めることができました。
点描画では、パソコンの通信状況が悪くなり、読み込む時間が長くてイライラすることが多く、制作したデータが消えてしまうなどのトラブルで苦労しました。しかし、各クラスの修学旅行の思い出の一枚を点描画として完成させたときには、作業したクラスメイトと喜びや達成感を分かち合うことができました。
合唱コンクールでは夏休み前からたくさん準備をし、クラスで金賞を目指して一丸となって練習に励むことができました。その過程で対立もたくさんありましたが、そのたびにクラスで乗り越えることができました。
最後の行事となった三年生を送る会。先生たちの力を借りずに、評議員で企画運営して構成や演出を考え、学年の課題やクラスの課題と立ち向かいながら、練習方法も工夫して本番を迎えました。クラス毎に歌うところが不安でしたが、本番では各クラスが役割を果たし、最高の歌声を響かせ、感謝の気持ちを伝えることができたと思います。
二年間、コロナで十分に学校行事が行えなかったからこそ、三年生の行事はどれも貴重でかけがえのない思い出です。
この三年間のコロナ禍で、僕たちがここまで充実した生活を送ることができたのも、教職員の方が一生懸命サポートしてくださったおかげです。僕たちが少しやんちゃなことをしてしまったときには厳しく指導してくださり、何か困ったことがあったときには心の拠り所となってくださいました。僕たちにたくさん愛情を注いでくださり、ありがとうございました。
そして、ずっと温かく見守り続けてくれた家族のみんな。この三年間僕たちがここまで成長できたのも家族のおかげです。僕たちのことを思って言ってくれているのに、素直になれずに口答えをしたりすねたり、自分の非を認められなくて何度も言い合いやけんかをしてしまいました。それでも一番近くで応援し続けてくれたことに感謝しています。まだまだ反抗期は続くかも知れませんが、よろしくお願いします。
今日をもって、僕たち一九五名はこの太秦中学校を旅立ちますが、どこへ行ってもどんな道に進んでも僕たちは太秦中学校の卒業生です。困ったこと、つらいこと、くじけそうなことがあっても、このコロナ禍の三年間を乗り越えた僕たちなら、どんなことでも乗り越えられると信じています。それだけこの三年間の経験は、今後の人生において大きな糧になると思います。未来に向かって力強く歩んでいきましょう。
三年生のみんな、今までありがとう。
在校生のみなさん、これからの太秦中学校を託します。
これまで私たちを支えてくださり、そしてこれから見守ってくださるたくさんの人への感謝と、太秦中学校で学んだことと未来への希望を胸に、今日僕たち一九五名は卒業します。
最後に太秦中学校がより一層発展することを願い、これを答辞とさせていただきます。
令和五年三月十五日 卒業生代表