1月4日 「除夜の鐘」と「初詣」
- 公開日
- 2022/01/04
- 更新日
- 2022/01/04
学校の様子
多くのお寺では1年間を振り返って感謝の気持ちを表す、その年最後の法要が行われます。その法要の一つとして、大晦日の夜、年が変わる元旦にかけて鳴り響く「除夜の鐘」は、大晦日から新しい年への引継ぎを行う大切な儀式とされています。
また、新年になって、お正月に初めて神社やお寺、寺院に参詣する「初詣」。江戸時代に広まったとされるこの「初詣」は、その地の人々を守ってくださっている地元の神社へ参拝して、昨一年の感謝を捧げて今年一年の無事を祈願したものだそうです。
この「除夜の鐘」と「初詣」、コロナ禍の今、こんな変化が表れているようです。
★除夜の鐘
福井県坂井市にある称念寺では、31日午後2時ごろから地元の家族連れが次々に除夜の鐘をつきに訪れ、小学生の子どもも親に手を添えられながら、力いっぱい鐘をついて大きな音を響かせていた、とニュースで流れていました。
称念寺では以前は深夜にだけ鐘つきを行っていましたが、数年前に地元の人が、足元が暗くて転び、けがをして、それ以降、日中から行うことにしたということです。例年は「午後2時から」など、時間を決めて鐘つきをしていましたが、ことしは新型コロナウイルスへの対策として、来る人を分散させようと、1日中いつでも受け入れる形をとったとか。
鐘つきを終えた男性は「ことしは子どもの県外への修学旅行もなくなったりしてかわいそうだったので、来年は元に戻ってほしいです」と話しておられました。
★初詣
オミクロン株の市中感染が各地で確認される中、各地の神社やお寺では正月三が日に人が集中しないよう、初詣の分散参拝を呼びかける動きが今年も広がっています。中には12月から、少し早い初詣を受け付けているというケースもあり「ご利益はいつ訪れても変わらないので、密を避けながら来てください」と話しておられます。
例年200万人以上が初詣に訪れている大阪の住吉区の住吉大社では、初詣の期間を12月1日から3月末までとされています。住吉大社は「12月から正月の準備を始める『事始め』ということばもあり余裕を持って神様を迎えてもよいと思います。参拝のご利益はいつ訪れても変わりないので、密を避けながら初詣にきてください」と話しておられました。
また長野県の諏訪大社は、初詣の際に行っていた太鼓の奉納や餅つきなどの催しをことしもやめ、やはり分散参拝を呼びかけておられます。また混雑を避けるため絵馬や破魔矢などの正月の縁起物は期限を設けずに入手できるようにする予定だということです。
withコロナに向けた様々な工夫が各地で広がっています。
みんなでwithコロナ、afterコロナの取組を創造する、そんな時代になったのですね。
さて私たちは、どんな取組を創り出していきましょうか?