学校日記

Over the 東山2〜花山の底力発揮

公開日
2016/04/07
更新日
2016/04/07

校長室から

「式辞」
 今年の冬は比較的暖かい日が多く四月に入り一挙に桜が開花し、校門の桜も今日まで咲き続けてくれるかどうか心配をしました。
昨夜来の雨の影響もあり、緑が目立つ状態になってしまいましたが、なんとか皆さんの入学を桜も待ってくれていたようです。
 そのような中、本日この佳き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席の下、平成二十八年度、第五十四回入学式を挙行できますことを大変嬉しく思います。
 さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みなさんは今、どのような気持ちでそこに座っているのでしょう。
先ほど、一年担当の先生から一人ずつ名前を呼ばれて起立した時の緊張感を忘れないでいてほしいと思います。そう、皆さんは、今この瞬間から中学生になりました。今日から伝統ある花山中学校の生徒として胸を張って精一杯生活してください。
 花山中学校では、毎年、学校スローガンを掲げ、その年の行動の目安としています。
平成二四年度はカサンズプライド〜誇りをもて〜・二五年度はゴーフォワード〜前へ〜・二六年度はフォアザカサン〜君は花山のためになにができるか〜・二七年度はとことん本気の花山〜持ち味集団であれ〜でした。今年のスローガンは、花山の底力発揮〜もっとポジティブに、もっとアクティブに〜です。
 新入生のみなさんは小学校時代、様々なことに取り組んできたと思います。思い返してください。それらの取組に対してこれくらいでいいかという想いはなかったですか。今年の花山中学校は妥協はしません。学校生活のここぞという場面において、今まで培ってきた力を出し切る、底力を発揮するのです。そして、もっとできる、もっと考えられる、もっと行動できるという「もっと、もっと」という気持ちを前面に押し出していってほしいのです。
 今日入学をしたみなさんは、一人ひとりちがう個性・底力をもった人間です。一一七名のその個性・底力を紡ぎ結集させるのです。そしてその集団が、常に「もっと、もっと」という気持ちで取り組む。そのとき、さらに素晴らしいものが必ず生み出されていきます。
 みなさん、底力ある一年生になってみませんか。
 私たち教職員は、皆さんの力を伸ばすことが仕事です。そのために色々な取組を考えて提供します。どうかしっかりとついて来てください。必ず充実感のある中学校生活にしてみせます。それは、この学校を代表する校長としてこの場でしっかりと約束したいと思います。
 保護者の皆様、本日はお子たちのご入学、誠におめでとうございます。今日から新入生一一七名を大切にお預かり致します。微力な私たちではございますが、教職員一同一丸となってお子たち一人ひとりを大切に、教え育んで参ります。
 大人に憧れつつも大人に反抗するという中学生の時期は、人生のうちでも最も難しい時期です。どうか、ご家庭でも、温かい愛情をもって、適切なご助言と心配りをお願い申し上げます。難しい時期だからこそ、保護者の皆様との密接な連携が大切になってきます。
先月、立派な卒業をしていきました子どもたちも、実は一人ひとりを見ると色々なことがありました。しかし、保護者の皆様との間で強い信頼関係を構築でき、共に指導し共に見守る中で、立派に巣立って行ってくれたと思っております。
 子どもたちの健全な成長のため、今後はどんな些細なことでもご連絡いただきますようお願い申し上げます。また、学校も保護者の皆さまを頼りに、一緒になって指導して参ります。どうぞ、宜しくお願い致します。
 結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともにお忙しい中、本校の入学式にご臨席を賜りまして誠にありがとうございます。私は花山中学校に着任して以来、常に地域の皆様方の本校教育への深い愛情と温かい励ましの心とを感じて参りました。「地域の子どもは地域で育てる」という京都市の教育理念がございますが、この花山中学校区においては、既にそれは理想の概念ではなく現実のものとなっております。
今後とも、これまで以上にご指導、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 さあ、新入生の皆さん、いよいよ花山中学校での生活が始まります。
三年後には、皆さんの全員が、先日の卒業生と同様に、「花山に行ってよかった」「花山の卒業生であることを誇りに思う」と言って卒業して行ってくれることを切に願っています。
 皆さんが、常に前を向いて、充実した中学校生活を送ってくれることを大いに期待して、入学式の式辞とします。

平成二十八年四月七日

                    京都市立花山中学校
                    校長  塩見 晃之