Over the 東山〜新米校長奮闘記15〜
- 公開日
- 2015/07/14
- 更新日
- 2015/07/14
校長室から
「ほんまにええなぁ」
7月11日(土)午前9時女子ソフトテニスの個人戦の予選会場である音羽中学校に駆けつける。この梅雨は,これまで比較的気温も低めで,まだ過ごしやすかったが,この日は早朝から気温がぐんぐん上がり,京都らしい蒸し暑い日となっていた。
女子ソフトテニス部の生徒が控えている場所に行くと,いつものように元気な声で「おはようございます。」
カメラを向けると,「今,2人が審判してるんで,全員そろっていません」
「とりあえず,いる者で集合写真撮ろか。今,いない2人は,あとで個別に撮るし」
さっと,集まって全員笑顔で写真撮影。
「次に今日のペアを撮っていこか」
すばやく,ペアになってそれぞれのペアでポージング。
「校長先生,今日試合に出ない1年生が1人いるし,その子を真ん中にして写真撮って」
ひとりの1年生を真ん中にして,写真撮影。
「みんな,がんばれよ。勝てよ」全員笑顔で「はい」と力強い返事。
審判をしていていなかった2人を探しにコートへ行こうとすると「校長先生,2人はあのコートにいるで」
言われたコートに行ってみると確かにいたので,写真をパチリ。審判終了後,ペアの写真を撮影。
〜花山中学校の生徒ってほんまにええなぁ〜
女子ソフトテニスの会場を後にして大宅中学校の男子ソフトテニスの応援に行ってみると,コートから離れた場所に1年生の男子部員が2人座っている。2人の周りには部員の荷物と思われるカバンがあふれている。
近寄ってみると気づいたのか「おはようございます」と元気なあいさつ。
「荷物番か?」なんのためらいもなく「はい」と返事。
「チームにとって荷物番も大切な役割やから,がんばれよ」まっすぐな瞳で「はい,わかっています」
コートに行き,試合をしている上級生や応援にまわっている生徒の写真を撮って,再びその2人のところへ行く。
「今日は,荷物番やけど秋の新人戦はプレーヤーとして出場やからな」と声をかけると,照れたように「はい」と返事。
〜花山中学校の生徒ってほんまにええなぁ〜
男子ソフトテニス会場をあとにしてサッカー会場の勧修中学校へ。
試合直前のサッカー部員に「集合写真撮らせて」と頼むと,3年生がすぐに下級生に声をかけてくれ,隊形をつくるよう指示。
「1年,ちゃんと顔が写るよう間に入れよ」
「おまえ,そこやったら写らへんやろ。ここ来いや」
そして,集合写真。そのあとの試合は6−1の快勝。
サッカー終了後,野球会場の勧修寺公園グランドへ。対戦相手は春の準優勝校。強敵である。しかしながら,花山打線が爆発して2回を終わって,5−0で花山のリード。そこへ試合を終えたばかりのサッカー部員が応援に。
「校長先生,花山が勝ってるの?」
「おう,勝ってるぞ」
「すごいなあ。相手は準優勝校やて野球部言うてたで」もう一人が「へえ,すごいなあ」
そこへ,次の打順を待つために花山の選手が控えてると,バックネットからサッカー部員が「○○,打てよ」
それが聞こえた選手は,振り向いてうれしそうに「うん。」
ちがう選手が控えていると再びサッカー部員が「××,打てよ。打ったらジュースおごったるし」
それを聞いてた保護者が「ほんまに打ったら,おごることになるで」
「ああ,ほんまにおごったるし打てよ」
試合は花山が優位にすすめ,勝利が濃厚となったとき,再びサッカー部員。
「ほんま野球部すごいな。春の準優勝校に勝つて」
「ああ,ほんますごいわ。そやけどよう練習しとるしな。努力の賜物や」もう一人がすかさず「そやな」
試合は結局6回コールド9−2で花山の勝利で終わった。
〜花山中学校の生徒ってほんまにええなあ〜
〜ポーリー,けいご きみたち2人に率いられてるサッカー部も野球部に負けてないよ〜