Over the 東山〜新米校長奮闘記9〜
- 公開日
- 2015/06/04
- 更新日
- 2015/06/04
校長室から
「天晴れ」
6月3日(水)午前9時,前夜からの激しい雨もやみ,時々小雨はあるものの昼に向けて天候も回復する気配のなか,2年生の生徒は,学校を出発した。今日は2年生フィールドワークの日である。2年生を計20班編成とし地下鉄御陵駅から,各班別々の指示のもと京都市内を巡る取組である。この取組の特徴は単に班別のフィールドワークをするだけでなく次のような点にある。
1.行先は御陵駅で渡される3〜4枚の封筒の指令書に書かれてある。その場で指令を読み取り班で協議をして行先を目指す。
2.行先の方面は山科からかなり離れた西方面(嵐山,太秦天神川,金閣寺,西大路御池,西大路五条,京都御苑,二条城,京都駅等)である。
3.指令のなかに必ず,外国人観光客へインタビューする項目や指令を実行した証拠写真を撮影することなどがある。
4.20班20通りの指令であるため,他の班の力を借りれない
5.ゴールは市役所で集合時間は14:00という制約がある
2年生の生徒は,曇天の中,不安な表情も見せず学校を出発したのである。
2年生の教職員は,本部を学校とし各チェックポイントへ向かっていった。少し緊張した面持ちで。—さすがに,先生方も心配なんだろう。はたして大きなトラブルなく指令を実行し,各チェックポイントを通過,決められた時間に市役所に戻って来れるのか—
私は,このフィールドワークの様子を可能な限り,撮影しHPにアップしようと2年生の後を追った。嵐山,金閣寺,二条城,京都御苑,西大路御池,太秦天神川,そして京都駅。京都駅では残念ながら生徒の姿を発見できなかったが,他の場所では多くの生徒を見つけることができた。
Excuse Me.
I’m ○○ from Kasan Junior High School.
Now we’re doing field trip.
Could you answer our question?
外国人観光客に臆せず,話しかける。外国人観光客も気軽に応じてくれる。そこから身振り手振りも交えた会話が始まる。班員全員が観光客を取り巻くようにコミュニケーションを楽しんでいる。そんな光景を本当に数多くみかけることができた。—すごいな—
この一言に尽きる。
14:00市役所前,全員集合完了。すべての班が時間を守っただけでなく,すべての指令を完遂していた。そしてトラブルは「0」—すごすぎる。こういう取組はどんなにうまく運んだとしても1つや2つのトラブル,遅刻はつき物である。それが「0」とは。—
集合がかかるまで市役所前で無邪気に遊び,くつろぐ2年生。
天晴れである。