Over the 東山〜新米校長奮闘記7〜
- 公開日
- 2015/05/18
- 更新日
- 2015/05/18
校長室から
「PDCAサイクル」
—校長室前の廊下にて—
「校長先生聞いて。私,数学がんばってん。60点やった。すごいやろ」
「おお,すごいな。まだまだ点数上がるんちゃうか」
「もう無理」
「他はどうやった」
「国語48点。すごいやろ。がはははは」
先週の木曜日・金曜日の2日間にわたり,第1回定期考査が実施された。以前の言い方で言うと1学期中間考査である。科目は国語・社会・数学・理科・英語の5教科であった。
今日(月曜日)から各授業で答案が返却されている。生徒の廊下での会話にも,テストのことが話題に上っている。そういうわけで冒頭の会話となったわけである。もちろん,点数が高いほうがいいわけであるが,この会話に,なにかしら逞しさを感じてしまうのは,どういうことだろう。(ちなみにこの会話は3年生とのもの)
—校長室にて—
「テスト返ってきたか」
「うん,返ってきた」
「どうやった」
「う〜ん,微妙。平均点よりかは上やったけど・・・」
これは,1年生との会話。多分,自分が考えていた点数より低かったため,なんか納得がいかない様子でした。これはこれで,いいことだと感じてしまう。
経済用語に「PDCAサイクル」ということばがある。事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つである。
P;Plan(計画)従来の実績や将来の予測から業務計画をたてること
D;Do(実施・実行)計画に沿って業務をおこなうこと
C;Check(点検・評価)実施・実行が計画に沿っているか確認すること
A;Act(処置・改善)点検・評価からの問題点を改善すること
これら一連の流れをPDCAサイクルと呼び,とくに最後のAが重要で,次のPDCAにつなげる要(かなめ)であるとしている。
これを定期考査にあてはめるとPがテスト勉強,Dがテストの実施,Cがテスト返却となる。ならばAは何か?わからなかった(回答できなかった・まちがった)部分をしっかり復習し,積み残さないということである。
冒頭の2つの会話は,PDCAでいうとCにあたる。要はAである。次の定期考査にむけてAを重要視してほしい。