学校日記

Over the 東山〜新米校長奮闘記6〜

公開日
2015/05/08
更新日
2015/05/08

校長室から

「雰囲気」
 5月4日(月)みどりの日,山科中学校グランドにて15:00より京都市春季総合体育大会野球の部3回戦。花山中学校はベスト8をかけて,秋季新人大会準優勝校の樫原中学校と対戦した。
 ご存知のとおり,今春卒業した上級生は夏季大会において「花山旋風」とよんでもおかしくないくらいの活躍を見せ,市大会を勝ち抜き府大会においても劇的なサヨナラ逆転本塁打等で近畿大会に出場した。その後輩たちということで,秋季新人大会においても,おおいに期待されていたが決勝トーナメント1回戦で敗戦を喫した。今大会は捲土重来を期してのものであった。大会直前,顧問にチームの状態を尋ねてみると「秋以降,冬場にやれることはすべてやりました。勝ち抜くだけの力はついています・・・」という力強い言葉を聞けた。顧問のことばからも,今大会こそはという意気込みと自信がうかがわれた。語尾で言葉を濁したのが少し気になったのだが。
 1回戦と2回戦は,やや不安定な戦いながらも自慢の打線が大爆発をし,3回戦へ駒をすすめた。序盤の3回は両チームともにチャンスらしいチャンスを作れず,0−0であったが,花山のピッチャーを中心とした守りが安定していたため,いずれ打線が爆発して快勝するのではというムードが応援席にはあった。
 しかし4回,花山のエラーが続き1点を失いなおも一死2・3塁のピンチ。いやな雰囲気が漂う中,3塁線をぬかれる安打を打たれ,あっという間に3失点。その後,立ち直りピンチを防いだものの手痛い失点であった。花山は単発でヒットは出るものの,後が続かず逆に6回には,再びエラーから失点。最終回に一死2・3塁と相手へプレッシャーをかけたが,後続が倒れ0−4で敗れ,春季大会は終わった。
 「雰囲気に飲まれる」という言葉がある。花山が失点をしたイニングは,飲まれたとまではいかないが,雰囲気をはねのけるムードがなかったといえる。今,思えば顧問の先生が大会前,語尾を濁したのは,こういう部分だったのだ。
 春季大会において各部とも花山中学生は健闘してくれたのは事実だが,結果としてはどのチームも満足していないのではないか。『「雰囲気に負ける」のではなく「雰囲気を作れる,そしてそれに乗れる」』チームに夏に向けて鍛えなおしてほしい。
 ところで,昨日から花山中学校は第1回定期考査前となり,部活動も一時停止している。この1週間は徹底して学習する雰囲気を作り出していこうと思う。それが,今日から始まる全校一斉の放課後学習であり,明日の土曜学習である。また,校内掲示物もテスト仕様に大幅にかわるので,生徒諸君はおおいに,試験に向けての雰囲気に乗ってほしい。