学校日記

over the 東山〜新米校長奮闘記3〜

公開日
2015/04/17
更新日
2015/04/17

校長室から

「感 謝」
4月14日(火)午前7時過ぎ,今にも雨が降り出しそうな曇り空のなか,山科中央公園に続々と3年生が集まり始めている。
 手には旅行用のキャリーバック・・・。今日は沖縄への修学旅行1日目である。いよいよ集合が,かかり始めたとき雨が降り出す。集団指揮の先生から「バス内への直接集合に変更します。バス内点呼に変更」の指示。生徒たちは,大きな混乱もなく自分の乗る予定であるバスへ乗り込みはじめた。
 3年生144名全員が元気に参加した今年の修学旅行の最初の 場面である。京都の天候はあいにくであったが,いざ沖縄に着いてみると3日間,快晴であった。とくに2日目は,雲一つない夏空を思わせる天気で,生徒も教職員も夏の装いである。
 修学旅行のしおりをひも解いてみると2ページに修学旅行委員長のあいさつがのっている。
「・・・さて,僕も自分の中で3つのことを大切にすると決めました。1つ目は平和学習についてです。沖縄の歴史にしっかりと目を向け,大切なことを吸収して帰る・・・2つ目は,友情についてです。・・・ファームステイなどで友情が深まり,他人の事を大切にする気持ちを再確認できる・・・3つ目は協力についてです・・・自由行動などで協力しますが・・・これらのことは僕だけでなく,皆さんにも大切にしてほしいです・・・」
 修学旅行委員長の3つの提案に生徒は応えてくれたのだろうか。
「・・・沖縄でこんな美しい場所で戦争があったとは思えなかった。ガマもおばぁは嫌がっていた。やっぱり70年たった今学習した私たちが知らない人に伝えていくべきだと思った・・・」
「・・・みんなでおそろいのアクセサリーも買って,より一層仲が深まった気がする。途中しんどくなったこともあったけど,グループのメンバーのおかげでなんとかなった・・・人がたくさんいて途中,人酔いした・・・みんなを待っていた・・・みんなが頼んだ帽子を買ってきてくれた。うれしかった」
「国際通りではみんなで一緒に行動して・・・ほかにもみんなで協力して楽しく過ごすことができ・・・」
 何も心配することはない。生徒たちは,きちんと感じていてくれている。教科書で学習するよりも,はるかにしっかりと学んでくれているのである。
「一生に一度しかないような経験ばかりでした。おじいやおばあの温かさに触れて,伊江島にずっといたいと思いました。殺人や犯罪が全くなく,島に警察が2人しかいない平和な島!!友だちとの仲も深まり,最高の友だちにもなりました。沖縄に昔,戦争があったとは思えない幸せな場所でした」
 生徒に最高の贈り物をしてくれた沖縄にあらためて感謝する今日この頃である。