『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2015/03/24
- 更新日
- 2015/03/24
校長室から
「いずれ他校の見本に」
一昨日は歩いていると汗ばむほど暖かかったのに、今朝は、檸檬の散歩中に雪が舞ってきて驚きました。膨らみかけていた桜の蕾もびっくりして身を縮こめているのではないでしょうか。昨朝、鏡山循環バス正式運行の出発式典に参列しました。山科駅前で行われたのですが、もう春だからとコートを着ずに来た人や薄手のそれで来た人は、凍えておられたに違いありません。
さて、平成26年度も終了式を終えました。卒業生の話を切り出しにこの1年間を振り返って1・2年生に話をしました。260人以上の目が真っ直ぐに私に注がれます。私の話を聴きながら頷く生徒が居てくれます。受験や命の話の場面では、緊張感からかつばを飲み込む生徒が何人かいたことも私の目は捉えました。よいムードで今年度最後の全校集会を終えられたと思っています。(決して自己満足ではないと思っています。)
「全校集会は私にとっての授業」そう思って取り組んできました。「校長の退屈な話を我慢して聞かせる」こんなことをさせてはならないと常に心掛けてきたつもりです。「全国どこの中学生に対しても使えるような内容の話をしても意味がない。目の前のこの子たちのネタで、この子たちの心を動かしたい」そう心がけて内容を考えてきたつもりです。内容を生徒の心に届けるための工夫として、パワーポイントを使ってプレゼンテーション形式で話すようにもしてきました。より聴くことに集中させるため、私の話の後生徒にコメントを求めてきました。代表生徒の発言を聴くことが、私の話の内容をより深めると思ったからでもあります。このことが、生徒に大勢の前で話をさせるトレーニングにもなります。この取組も、もうすっかり定着しました。
感想や決意を述べさせる生徒は、毎回私が指名します。今回も何人かはそうしました。
「ほかに言いたい人はないか?」試しに問うてみました。なんと、勢いよく手が上がりました。
1人は野球部のキャプテンです。「しっかり練習して、みんなで全国大会へ出場したい。」全国大会出場まであと2勝というところまで行った卒業生の背中を見続けてきた彼の、卒業生を超えたいという力強い決意の言葉でした。真面目な彼ですが、こんな場で挙手できるような生徒ではなかったように思います。野球部のキャプテンという立場が彼を変えたのでしょうか。これまでのこの場での先輩の姿が彼を成長させたのかもしれません。「今年度の合唱コンクールで、学年合唱を頑張って2年生の力を見てもらいたいと思って取り組んだ。それが出来て満足している。来年度、3年生になっても一層頑張りたい。」こちらは、常に2年生の評議員をリードする女子の言葉です。発言の後、大きな拍手が起こりました。内容もさることながら、それをさっぱりと言い切った態度にも感心させられました。この瞬間、誰の脳裏にも彼女の一生懸命に歌う姿が甦ったことでしょう。
集団は変わっても、取組を続ける限りそのクオリティーは高まっていくものなのです。花山中の全校集会は、近い将来他校の見本となるに違いありません。ちょっとオーバーでしょうか(笑)