『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2014/10/03
- 更新日
- 2014/10/03
校長室から
学校祭が終わりました。学校行事のメインイベントの一つが終わったのだから“ホッ”とした部分が圧倒的に大きいですが、学校からあの独特の高揚感がなくなってしまうかと思うと、些か寂しく感じる部分もあります。
全体としては大満足の「体育の部」となりました。開会式の挨拶の中でも述べましたが、生徒の中には運動の苦手な子もいます。走るのが不得意で、100m走など『できることなら欠場したい』と思っている子もいることでしょう。だから、「文化の部」に比べると、全員が“楽しみ”という訳にはいかないのが「体育の部」です。「何等になろうと、最後まで一生懸命競技してほしい。」そう述べましたが、何人かができなかったので閉会式では95点の評価をしました。楽しく素晴らしい「体育の部」でしたが、それをみんなが観ている中で100点満点は付けられません。
さあ、話題はなんと言っても各学年の集団演技です。
何度も書いてきましたが、京都市だけでなく、全国的には集団演技をなくす方向で動いています。本番までの取組に時間と労力がかかりすぎるからです。特に中学校では、取組の最中に生徒間や生徒と教師の間に生徒指導の問題が絡んでくることも少なくありません。授業時間の確保も大切な課題ではあります。しかし、そういうものを乗り越えながら作り上げるからこそ得られる感動と充実感があるのです。前日、学年練習を見ながらそんな話を体育科の奥野先生としていました。「そうですか。これがなくなったら体育祭なんて、全然面白くないじゃないですか。」花山中学校しか知らない彼はそう言いました。今後、色々な学校を経験するでしょうが、いつまでもその気持ちを持ち続け、この取組をやり続けて生徒の身体を鍛えると共に心を豊かに耕せる教師でいてほしいものです。
1年生の「南中ソーラン」は、本番が一番よかったです。少し大きめの法被が1年生をより凛々しく見せました。「ソーラン・ソーラン」の掛け声も大きかったです。脚もよく降りていました。2年生の「オリジナル・ソーラン」も見事でした。ソーランリーダーたちの見事な踊りは言うに及ばず、後ろで踊る120人以上が心を一つにして頑張りました。その夜ビデオを見て初めて知ったのですが、リーダーたちの後ろで踊る人たちで「花山」の人文字を作っていました。驚きと感動を新たにしました。
3年生の「ライジング・サン」は、難しい振付でしたが、みんな本当によく頑張りました。途中で音楽が止まるハプニングが起こりましたが、歌と踊りが止まることはなく、最後まで演じきったのは特に素晴らしかったです。音楽が止まった次の瞬間、会場のどこからともなく手拍子が響きました。手拍子に合わせて歌い、踊る3年生は、それまでよりイキイキと感じさえしました。そして、その姿に胸が熱くなったりもしました。
「一生の宝をつくれ!」3年の演技の最後に、リーダーが学年目標でもあるそれを大声で叫びましだ。3年生だけでなく、本校生徒の全員が確実にそれを実行しつつあります。