『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2014/06/06
- 更新日
- 2014/06/06
校長室から
「次へ」
秋には懸崖菊、正月には葉牡丹、そして現在はハイビスカス。季節に合わせて母が我が家の玄関に鉢植えを届けてくれます。色とりどりのハイビスカスが次々と花開き、2週間前に行った沖縄を思い出させてくれます。
さて、一昨日今年度の収穫祭が終わりました。天候が心配されましたが雨は降らず、曇り空のお蔭でそれほど暑くもなく、却ってよかったと思います。
当日は、一日中校内をワクワク感とウキウキ感とが満たしていました。目に映り耳に届くものは、生徒の笑顔と歓声、忙しく動き回る心地よい喧噪、また、多くの保護者の方が優しく見守られる温かなまなざしでした。学校に、こんな日が一日くらいあってもいいと心からそう思います。
一方、放課後の先生方には“お疲れの様子”が見てとれました。しかし、うちの教職員の自慢は、誰一人としてそれを口にしないことです。翌日に計画されている「反省のための全校集会」に向けて、写真のスライドショーと動画の編集をしている先生がいます。生徒と片づけた鍋や窯などの様々なグッズを再点検している先生もいます。ポスターコンクールに向けて玄関に各グループが制作したポスターを掲示している先生の集団もありました。それが仕事と言えばそれまでですが、本当によくやってくれていると思います。
昨日の全校集会の最後に、学校長からの総括の場面がありました。収穫祭の大成功の理由は、生徒の一人ひとりが、周りの人たちと協調しながら自分の仕事を全うし、楽しく活動したことであると述べました。そしてその中に、委員会の人たちや教職員の方、保護者の方の影の力が働いているということも伝え、この行事を陰で支えてくれている多くの人たちに対する感謝の気持ちを大切にしてほしいと添えました。私の話を頷きながら聴いてくれている生徒諸君が少なからずいたことが大きな喜びとなり、今後に向けて新たなエネルギーを与えてくれてもいます。生徒諸君よ、今後は25日からの『第2回定期テスト』に向け、全精力を学習に傾けてほしいです。
毎朝校門に立っていますが、そこでは中学生とあいさつを交わすほかに、本校の前を通って通学する小学生と会話するというもう一つの楽しみがあります。本校に赴任して5年目を迎えますが、当時2年生だった子たちが、今本校の1年生に在籍しているのかと思うと、改めて5年という時間の流れる速さを思います。
収穫祭の翌朝、小学生から次のような話を聞きました。「お姉ちゃんが、メッチャ楽しかったって言ったはった。私も早く花山中に行きたいです。」
収穫祭を終えて帰宅した子どもたちが、家族の人たちに楽しかった一日のことを語っている様子が想像できて大変嬉しく思いました。また、この行事が大成功を収めたことと「伝統とはこうして出来上がっていくのだ」ということも実感できました。