『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2014/04/03
- 更新日
- 2014/04/03
校長室から
「すべてが新たに新年度」
「お父さん、インクラインのとこの桜が綺麗やなあ。」
下の息子が今年度から大学生になりました。大学は兄と同じですがキャンパスが異なり草津まで通います。原付バイクで山科駅まで行き、そこからJRに乗って通学するということです。昨日、入学式を終えて帰ってきた息子が、第一声で上のようなことを言いました。息子からそんな言葉が聞かれるとは思いもしませんでした。高校生の時は高校野球に明け暮れ、それこそ桜の花を美しいと思う余裕などなかったのではないでしょうか。「桜がきれいだ」なんておそらく初めて聞きました。
小学校3年生から坊主頭で過ごした彼は、中学3年生と高校3年生の一時期だけ髪を伸ばしていました。今は、少し茶色に染めたそれを朝から入念にセットしています。着る物にも随分気を使っている様子です。『今どきの大学生は、男もそんなにオシャレをして大学へ行くのか!?』そんなことも心の中で思ってしまいます。
どんな大学生活を送っても構いませんが、今回のように人の心の優しさや温かさ、自然の美しさなどに気付ける程度の感性はもち続けてほしいものです。
さて、新年度になりました。31日に離任式を終えると同時に旧年度は終わりました。その夜は、長く共に花山中を築いてきた仲間たちと大いに語らい大いに飲んだものです。
たった1日ですが、この1日の違いは実に大きいです。4月1日には、新年度に向けての「職員会義」をもち、新しい学校づくりの理念を共有し、新しい教職員でもって校内体制をつくり変えました。こうして、確実に学校は新しく生まれ変わりました。
花山中学校の職員室の雰囲気も変わりました。新しいメンバーが入ったからだけではありません。教職員の座席配置も大きく変わりました。校長室の隣の会議室では、今も次々と異なった会議が開かれています。様々な事項を確認しているのです。この3日間はとても慌ただしいですが、新年度に対する大きな期待感が確実にあります。
「京都で一番の中学校」「カサンズプライド」「ゴーフォワード」に続く新しいキャッチフレーズも職員会議で確認しました。(これについては、始業式まで内緒です。)
また、今年度も花山中学校の校長で居られることを大変嬉しく思っています。これは偽らざる気持ちです。ここ10日程は、新しい一年をどのように展開しようかと、寝ても覚めてもそんなことばかり考えているのですが、その緊張感というか高揚感というか不安感も含めてそれがたまらなく心地よいのです。
校門の桜の木は今が満開です。風が吹くとチラチラ散りますが、その光景もまた大変美しいです。空気は穏やかで暖かく、この桜をずっと眺めていても飽きはしません。
先月140人の卒業生を送り出し、8日に120人の新入生を迎えます。全校生徒は少し減りますが、新しい花山中学校の出発はもう間近に迫りました。準備を整え、万全を期してよいスタートを切りたいものです。新年度を迎えるこのワクワク感がたまりません。