『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2014/03/13
- 更新日
- 2014/03/13
校長室から
「明日は卒業式」
「卒業生を送る会」での卒業生は単なるお客様ではありません。昨年度も同じようなことを書きましたが、いつの頃からか、この会は、卒業生がよいモデルとしてその力を後輩に示す場となったように思います。昨日の挨拶でもそのことに触れました。
「1・2年生は、3年生に思いを届けようと一生懸命に練習してきました。その成果を精一杯披露して下さい。また、3年生は、1・2年生の思いを受け止めるとともに、後輩に3年生の力を強く印象付け、『あんな3年生になりたい』と思ってもらえるよう練習してきたことを発揮して下さい。去年と一昨年の卒業生の姿を思い出し、皆さんが先輩から受け継いだ力を、今度は後輩につなげるべく頑張ってください。」
今年は、公立高校の入試日が例年より遅いうえに、卒業証書授与式が早いため、取組期間が短く、3年生の発表が心配でした。後半の部分を話しているとき、彼らの瞳が一気に私に注がれ緊張を高めていくのが感じられました。『やってくれる!』そう思えました。
今日の2時間目の「卒業証書授与式予行」も、練習不足と教師の側の打ち合わせ不足もあって少々ガタつきました。練習が、たったの2回しかできていないのだから致し方ありませんが、それにしても不安が増しました。「これまでのように、心配させられても、本番ではやりきってくれるだろう。」と思おうとはするものの、なかなかその不安が拭えないでいました。しかし、そんな私を安心させてくれたのもこの生徒たちでした。3・4時間目に行われた3年生の「お別れ会」でです。
前半は楽しい「お楽しみ会」の様相を呈していました。後半に入り、急に“しんみり”としてきました。始まりは、3年担当の先生方の合唱です。曲はキロロの「未来へ」です。「その優しさを時には嫌がり、離れた母へ素直になれず。ほら、足元を見てごらん。これがあなたの歩む道。ほら、前を見てごらん。あれがあなたの未来。」一生懸命に歌う先生方を見る生徒の様子に変化が現れます。続いて、クラスの代表が担任の先生に感謝の手紙を朗読します。先生がこれに応えます。「あなた達が入学してくる前から、3年間を共に過ごす運命を感じていました。」「私にとっての初めての卒業生です。一生忘れません。」「明日を迎えるのが嫌です。」「正直、めっちゃ寂しい!」「自分がビビリだから、細かいことをうるさく注意し過ぎたかもしれません。申し訳なく思います。」先生方が、様々な場面を思い出しながら語られると、涙を流す生徒の数がどんどん増えていきます。最後は学年合唱曲「友よ」の合唱です。しかも、昨日の「送る会」のときと同様、歌詞と一緒に3年間の思い出の写真が次々と映し出されます。演出を考えた人も準備をした人も、本当に大したものです。一気に卒業式ムードが最高潮になりました。
明日の「第51回卒業証書授与式」は、必ず素晴らしいものになります。今はそう確信しています。その場にいる全ての人の心が豊かになり、かけがえのない学びを得ることになるでしょう。明日が楽しみで仕方がありません。