『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2013/11/06
- 更新日
- 2013/11/06
校長室から
「心の土」
11月1日(金)、学習発表会を終えました。公開授業1時間目のパネルディスカッションを用いた全校学習も、2時間目の学年ごとの取組発表も、共によい出来だったとご参加いただいた方々から高い評価をもらいました。本校では既に当たり前になりましたが、生徒達が全校生徒の前で堂々と挙手をし、自分の意見を語る姿には驚かれ感心される方が多かったです。特に多くのお褒めのご意見を頂いたのが、3年生の発表の中で、男子生徒が本校の生徒や教職員、そして行事をはじめとした学校生活のすべてに誇りをもっていると語ったシーンです。今日の中学生で、堂々と自校にプライドをもっていると言える生徒は少ないということです。私としては、3年生が多くの意見を述べてくれたことが嬉しいです。学習発表会でも、3年生がその存在感を示し、下級生の目標となってくれました。「来年は、僕らもあんな発表ができるようになりたいです。」2年の男子生徒のこの発言は、よき伝統をつくる上で大変意義があると思います。
その場に座らされ、聞きたくもないお説教を聞かされ、態度が悪ければ叱られる、本校の集会は決してそんなものではありません。生徒がその場にいることを楽しんでいるのです。先生がどんなことを言うのか、仲間が何を語るのか、どんな演奏が行われるのか、ステージ上で何が始まるのか、みんながドキドキ、ワクワクしながら集っています。生徒がこのような集団に育ったことが嬉しいです。ここまで来たからには、今後は本校の学習発表会がもっともっと評判になって、全市はおろか他府県からも「花山中の学習発表会を見に行きたい。」と言われるところまで発展させていきたいと考えています。
「校長先生、質問があるのですが…、」学習発表会前日、そう言って3年生が一人校長室を訪れました。内容は、こういう発表会をするのにどんな意味があるのかというものでした。その生徒は受験のことを気にかけ、教科の時間数が削られているのではないかと心配していました。本市の授業日数が他都市と比べて多いこと、本校でも授業時数の確保には神経を使っていることを伝えた後、「心の土」の話をしました。この話は3年前にも書きましたが、当時この子たちは小学6年生。こういう話は繰り返しすべきなのでしょう。
生徒はみな、心に植木鉢をもっている。その土が耕されずパンパンのままだと、いくら水を撒いてもその水は土の上に溜まるだけ。一方、しっかり耕されていると“すーっ”と浸み込み、根から確実に吸い上げられる。各教科の先生が数学や国語や英語の養分をいっぱいに含んだ水を撒いた時、それがどんどん沁みこむよう、土をフカフカにしておく必要がある。心の土を耕す時間が、道徳や学級・学年活動や行事、部活動や総合的な学習の時間なのだ。明日の学習発表会もその一つなんやで。
日曜日には、吹奏楽部のフェアウェルコンサートが感動的に行われました。そして、今日からは、2年でチャレンジ体験学習が始まっています。これらも「心の土」をフカフカにしてくれる取組です。生徒諸君、心の土を耕せ!耕せ!