学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2013/10/18
更新日
2013/10/18

校長室から

「1番へ向かって」
 15日(火)の午後、特別なお客様をお迎えしました。静岡にある常葉大学教職大学院教授の小松郁夫氏、英国教育行政事務局長のアリソン=テイザム氏、国立教育研究所所員の上田みどり氏、そして通訳で英国の教育事情に詳しい舘林保江氏の4人です。京都市の学校をみたいというアリソン氏の要望で小松先生から視察の依頼を受けました。
 連絡があったのが先月の24日でその場で快諾しました。教頭先生と内容を打ち合わせ、時を空けず教職員間で共通理解を図りました。授業を見てもらうだけでなく、放課後に特設の歓迎セレモニーを行うという案です。半月先のことを急に提案して承認される学校はきっとそう多くはないでしょう。「お客様の為もあるけれど、むしろ、そのことで子どもたちを成長させたい。」そんなことを目的として提案したのですが、時は、学校祭に向けての取組の真っ最中。正直に言って少々無理を通した感がありました。しかし、ここが花山中学校の教職員のよいところ。やるとなったら、「ここまでやるか!」と思うくらいまで生徒のために労力を惜しまず準備をしてくれました。本当に感謝しています。
 子ども達もよく頑張りました。進行と歓迎スピーチを担当した生徒会本部役員たち、スライドに合わせて学校紹介をした1・2年からの選抜メンバー、短期間によくあれだけ立派に英語の文章を暗記したものです。また、「花山そでふれ」と「和太鼓」の出演者たち、ウェルカムコンサートを開いてくれた吹奏楽部の人たちも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。お客さま方は、大変感心され感激されていました。特にアリソン氏は、会の進行中に何度も“アメイジング”と“アンビリーバブル”という言葉を発しておられました。2−3の音楽の授業では、生徒達が合唱コンクールで歌った「心の瞳」を披露してくれました。美しいハーモニーと歓迎の気持ちを込めて一生懸命に歌う姿に涙を流される方もおられました。PTA本部の皆さまも頑張られました。「カサンズプライド」のタオルと共に手作りの品をプレゼントされ、日頃の自分たちの活動を英語で説明されもしたのです。
 子どもの頃、家にお客様が来られる日には朝からワクワクしたものですが、きっと生徒の多くやPTAの皆さま方も同じような気持ちで居られたのではないでしょうか。昼休み、体育館で最後の打ち合わせと練習をしている先生と生徒の様子を見ながら「ワクワクしてきたなあ」と言ったところ、横にいた高桑先生に「校長先生だけです。私たちはドキドキの方が大きいんですからね!」と叱られました。(笑)
 とにかく、お客様は十分に満足して帰られたことでしょう。そして何より今回もまた、子どもたちが自分たちの活動に満足感と充実感を感じてくれたのではないかと思います。
 一つひとつの取組を確実にものにしていく花山中の生徒と教職員、そして保護者の方を誇りに思います。そして、そういう学校の校長で居られることに大きな喜びを感じます。 昨日の生徒会役員改選の立会演説会で、生徒の口から「京都で一番の中学校」という言葉を何度も聞きましたが、確実にそれへ近づいているのではないかとさえ思うほどです。