学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2013/08/12
更新日
2013/08/12

校長室から

「やりがい」
 7月26日の「道徳教育研究大会」に始まり、30日には「コミュニティースクールの全国大会」、8月5日には「道徳教育の研修会」、そして8日には「京都市立中学校人権教育研究集会」と校外での研究会や研修会に相次いで参加しました。この間、校内でも森口健司先生をお招きしての「道徳・人権教育の研修」、鏡山小・陵ケ岡小と行った「三校合同研修」など、たくさん学ぶ場面や考える機会を得ました。教育公務員の特権で、私たちは勤務時間内にこうした研修会や研究会に参加することが許されています。一般企業なら、勤務時間外に受講料を支払って受けるような研修を給料をもらいながら受講できるのだから、内容をしっかりと聴き、豊かで確かな学びをしなければならないと若い頃に教わりました。
 ところが、若い頃はこの研修や研究の場を大切にしてこなかったように思います。部活動にのめり込んでいて、そのような場に出て行けなかったということもあります。時間ができたのなら、研修よりも別にしたいことがあったりもしました。
 教師になった年の夏、先輩に誘われ、旅行を兼ねて生徒指導の全国大会へ行きました。学級経営や行事づくりに色々な工夫のあることを知りました。また何より、こんなに多くの教師が生徒指導に悩み、学級経営や行事づくりに熱意をもって取り組んでいるということを知り、自分の甘さと小ささを思い知ったように思います。30歳を超えた頃、同和教育の全国大会(所謂「全同教」)へ初めて参加しました。生徒指導のそれとはまた異なった視点から、目の前の生徒を徹底的に大切にしようと取り組む全国各地の教師の魂に出会ったように思いました。そこで学んだものは、思いであり願いでありノウハウであり、理念や理論でした。“しんどい”と感じている子に「あんなことができる」「これも取り入れられる」と思いながら提案を聴き、早く実践してみたい気持ちになって帰ってくるようになりました。研修や研究から学ぶことの意味と喜びとを分かったように思います。
 自分よりも若い教師が圧倒的に多くなってからは、提案された内容が、若い人たちにより理解できるよう質問したり意見を添えたりするようにしてきましたが、今回の「中人研研究集会」では、主催者として、特にこのことに重点を置いて取り組んできました。経験年数10年未満の教員が全体の半数を占める現在、若い人たちが、意欲的に学ぶ場を増やさなければなりません。決して押し付けでなく若い人の側が「参加してよかった」「もっと学びたい」と感じてくれるような内容のものを提供したいと思います。
「初めて参加しましたが、とても勉強になりました。人権教育が学校教育の根幹にあるべきだと改めて思いました。また来年も参加したいです。」「パネルディスカッション、非常におもしろかったです。中人研の役員の先生方が、いろいろご検討されたものだと思いました。」たくさんのアンケートの中から嬉しい意見を拾いました。取り組んできて本当に良かったです。「方向づけ」を行った勝野先生同様、たいへん清々しい気分でいます。