学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2012/09/12
更新日
2012/09/12

校長室から

「生徒の成長こそが喜び」
 サングラス。バイクに乗るときにかけることが多いですが、とりわけこの時期の出勤時には必需品です。九条山を越え、左にカーブを切ると朝日がまっ正面から目に飛び込んできます。夏の間もさることながら、この時期は更に眩しいのです。そう、同じ時刻でも太陽の高度が低いからです。確実に季節は移っています。今朝の九条山の気温は21度。つい先日と比べて10度ほど低くなりました。夕方はもっと違いを感じます。下校時刻は、これまでと変わらず午後6時。それから暗くなるまでの何と早いこと。7時には真っ暗です。ひと月前、7時というとまだ十分にグランドで球技ができる明るさだったはずなのに。
 さて、季節は移り今週から本格的に学校祭の取組が始まりました。特に午後からは校長室にじっとして居られないことが多いです。合唱の声やソーランの曲が聞こえてくるからです。子どもたちや先生が頑張っているとその姿を見たいと思います。今日も、3年生女子の美しい歌声に誘われて2階へと上がって行きました。伴奏のCDに歌声も入っているのかと思うほどのハーモニーと声量です。「君たちが3年生を、そして1・2年生を引っ張ってくださいね。」そうコメントしました。
 校長室に戻ると、いつもの卒業生が花を生けに来てくれていました。校内から聞こえてくる声や音を聞いて「おっ、文化祭やな。懐かしいわ!」と言いました。そういえば、彼女のクラスは、合唱コンクールで最優秀賞を獲得したっけ。
「君のクラスのあの時の曲を選択したクラスが、物凄い声で張り切って歌ってるわ。」そういうと、彼女は嬉しそうにほほ笑みました。
 ところで、好調なスタートを切ったクラスが最優秀賞を獲得するとは限らないのが合唱コンクールの面白いところです。そういうクラスは、他のクラスの目標となって、他のクラスが団結力を増す原因になったりもするからです。意外に教師の指導力より、こういった生徒の競争意識の方がクラスを高めたりもします。いずれにせよ、全体のレベルが上がることを期待します。よいスタートの切れたクラスも、やや出遅れたクラスも共に頑張ってほしいと思います。その競争の中で子どもたちは力をつけていくのですから。
 行事で子どもの力を引き出す。行事で子どもを伸ばす。行事で学級や学年を作る。色々なことが言えます。しかし、もちろん放っておいて出来るものではありません。そこには、教職員の思惑と計画があるはずです。教職員にやる気がない学校で、生徒がもの凄い取組をするという例はまずありません。凄い行事を作っている学校には、物凄い取組をしている教職員集団があるものです。子どもたちのために力の出し惜しみをせず、作品が完成したり、取組が成功したり、出来なかったことが出来るようになったときには、我が事のように喜ぶ。これが花山中学校の教職員の姿です。学校祭文化の部まであと2週間。生徒の力を引き出すだけでなく、教職員もこの毎日を大いに楽しんでほしいと思います。