学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2012/08/09
更新日
2012/08/09

校長室から

「チームの力」
 8月3日。吹奏楽部が、京都府吹奏楽コンクールで見事に金賞を獲得しました。関西大会への出場こそなりませんでしたが、十分満足できる結果です。演奏を終えて会場の外へ出てきた部員の表情がそのことを物語っていました。ニコニコしている子、緊張で顔をこわばらせている子、感涙している子など様々ですが一様に全身に満足感が表れていました。
 その日は、鏡山・陵ケ岡の2校を迎えての年に1度の「3校合同研修会」にあたってしまいました。小学校の校長先生に事情を話し、何とか時間を詰めてもらいましたが、発表に間に合うかどうか極めて厳しい状況でした。バイクをぶっ飛ばして駆け付けた者でも、何とかひとつ前の学校の直前にホールに入りました。自動車で来た先生たちは、本校の演奏の直前に会場入りして何とか間に合ったという状況でした。
 選んだ課題曲は、前の学校と同じでした。その学校は部員がうちの半分くらいしかおらず、音量も断然違って随分得をした感じでした。人数が増えれば乱れる確率が高くなるものですが、うちに限ってそれは当てはまりません。乱れぬ美しいハーモニーが流れました。
 自由曲が始まります。普段、どちらかというと脇役に回ることの多いパーカッションが大活躍した曲でした。研ぎ澄まされた音色の打楽器に金管・木管楽器が寄り添っていきます。やがて全体が融合され、とても美しいハーモニーを奏でました。全生徒が、丁寧に本当に丁寧に、曲に自分の役割に向き合っていました。大事に大事に作ってきた演奏でありチームであることが会場全体に伝わりました。演奏が終わった瞬間、会場で一番に拍手をしました。
 7日。仕事で試合を見に行けてなかった私の携帯電話に教頭先生からのメール。「女子バレー、全国決定!」短いメール文をしばらく食い入るように見た後、周りの人たちに伝えました。「すごいなあ〜」「2年連続は、大したもんだ!」の声。本当によくやったと思います。市内大会の決勝で負けたとき、正直に言うとここまで来られるとは思っていなかったです。(メンバーのみんな、ごめんね)ただ、近畿大会への出場を決め、京都府大会で優勝した時から明らかに流れが変わったように思います。選手がよく動くようになりました。それぞれの役割を一人ひとりがきちんと果たす、チーム力が整ってきたように思ったものです。今回の吹奏楽の演奏でパーカッションが目立ったように、京都府大会の準決勝戦と決勝戦ではブロックの力が目を引きました。大事なところでブロックが決まります。得点を連取できることが多くなります。必然的にムードが高まりペースを引き寄せられました。
 近畿大会でも3位という好成績を残したのですから、この大会でもチームワークが最高に機能したのでしょう。一人ひとりには個性があり、得意とするところによって役割があります。よいチームのメンバーは、お互いの力と役割を認め合い、与えられた役割を黙々と全力でこなします。吹奏楽部も女子バレー部も素晴らしいチームになりました。
 バレー部のみんな、20日以降、今度は東京で花山中のチームバレーを全国から来た中学生に見せてやれ!楽しみにしているよ。