『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2011/08/10
- 更新日
- 2011/08/10
校長室から
「キャプテン」
各部のキャプテンはどういう基準で選ばれているのでしょう。色々な考え方があるのでしょうが、私は次のことを満足する者としてきました。
1最も練習熱心な者 2最もチームのことを大切に思っている者 3後輩への思いやりの気持ちを忘れない者 そして、出来れば4一番上手な者 です。
女子バレーボール部の近畿大会2日間を見てきて、最も印象に残ったのがキャプテンの姿でした。全幅の信頼を寄せてきた前監督の転勤に始まり、春の大会では準決勝でのまさかの敗退。それからの約4カ月、大切な場面での“弱気”が気がかりだったキャプテンが、今大会では、何とも頼もしい存在に変容していました。抜きつ抜かれつの場面での“強気”の攻撃。笑顔でのチームメートへの声かけ。消極的なプレーに対して時には厳しく指導する場面も見ました。彼女を支え、変化させたものは何でしょうか。
市内大会の初戦は、運命のいたずらか、前監督の転勤先の学校との対戦となりました。力は圧倒的に本校が上ながら、選手の“やりにくさ”は相当のものだったはずです。事実、キャプテンはその運命を呪って泣いていたといいます。「選手と試合をするんや。監督やない!」「圧勝することが最大の恩返しや!」先生や保護者が色々な言葉をかけました。この試合に勝って以来、試合を重ねるごとに強くなっていったように思います。特に、精神面が強くなり、チームワークがよくなっていきました。キャプテンはチームの顔です。キャプテンが“弱気”になればチームもそうなり、キャプテンがハツラツとプレーすれば、当然チームもそうなります。よいチームにはよいキャプテンの存在があるものです。一方、「よいチームはよいキャプテンをつくる」とも言います。これは相互作用ですが、今の女子バレー部は、まさにそういう状態にあります。
私は、部の顧問をしていたころ、他の選手は名前で呼ぶのですが、全員に自覚を持たせるため、キャプテンに対してだけは意識して「キャプテン」という言葉を使ってきました。「ええぞー、キャプテン!」今回の応援で、その言葉が自然と何度も出ました。
近畿大会準優勝の勲章はチーム全員のものですが、とりわけキャプテンには、胸を張ってほしいと思います。それだけプレッシャーも感じてきたはずだからです。
また、今日は体操競技の近畿大会に出場している2年生男子の応援に行ってきました。個人戦なので、昨日までのバレーボールのような派手な応援はできませんが、競技開始直前の緊張感は共有することができました。毎日厳しい練習を重ねてきているのでしょうが、競技の時間は僅かしかありません。この短時間に練習の成果を余すことなく発揮するのは至難の業です。改めて体操という競技の集中力の大切さを感じました。
今日から市内の小中学校は一律閉鎖日になります。ところが、花山中学校の門を入ると、吹奏楽部の楽器の音や体育館からの練習の声が聞こえます。ブラバンの関西大会と全国大会はまだこれからです。
学校閉鎖日なんのその。花山の暑く熱い夏はまだまだ続きます。