『東山を西に見て』〜Make legend〜
- 公開日
- 2011/08/08
- 更新日
- 2011/08/08
校長室から
「心がふるえる場面」
近畿大会が真っ盛りです。今日も朝から太陽が丘総合運動公園まで出かけました。京都府大会2位で近畿大会に出場した女子バレー部。今日も2試合を戦いました。結果から言うと2戦2勝。見事にあすの決勝トーナメントへ駒を進めました。試合は、2試合とも2−0でしたが、その内容は決して楽ではありませんでした。特に1試合目は接戦でした。1セット目は25−22、2セット目に至っては28−26の辛勝でした。どちらのセットも逆転しての勝利です。それにしても、うちのチームは精神面が実に強くなったと思います。春までならば、「あそこで負けていたかもな?!」と思う場面で辛抱ができるようになりました。
選手にとって、精神的支柱であった顧問の先生の転勤。『公立中学校である以上、仕方のないことだと分かってはいてもやはり…』そんな思いからの今年度のスタートだったはずです。普段の練習は、キャプテンを中心に自分たちで工夫して行いました。休みの日には練習試合に次ぐ練習試合で実践力を積み重ねてきました。他校の先生からのアドバイスも確実に我がものにしてきました。バレー部の子どもたちにとっては、マイナスからのスタートだったとは思いますが、そのことが彼女らを強くしたのではないかと思います。
「自分らで考えてやれるように、声をかける内容をいつも考えます。」今年から監督に就任した先生からいつか聞いた言葉です。いくらひいき目に見ても“頼りがい”という面では、前監督の半分もありません。しかし彼女の言葉の前半は、とても意味が深いと思います。今日の試合の結果は、こうして重ねてきた練習の成果だと思うのです。あのしんどい場面で、自分たちで考えてプレーができたこと、キャプテンを中心にお互いが声を掛け合って乗り切ったシーンを見ていて、明らかに私の心はふるえました。
明日は、全国大会をかけての戦いです。明日も彼女らの躍動する姿を見たいです。
「心がふるえる」といえば、先週の金曜日の午後、鏡山小学校・陵ケ岡小学校と花山中学校の教職員が揃って研修会を実施しましたが、そこでもそんな気持になりました。
現在京都聖嬰会の施設長で、長年本市の教育を支えてこられた井上新二先生のお話を聞き、その後は小グループ毎の分散会で講演内容を深めるというものです。
「同和教育から学んだこと」という講演では、同和教育というより教育そのものについて深く考えさせられました。私は今回も井上先生のお話を“教師としての軸”のぶれを点検しながら聴きました。生徒に接するとき、保護者や地域の方と接するとき、教職員と話すとき等、それぞれの場面の自分を見直すことができたと感じています。
たくさんのお話の中から参加者全員が、大切な何かを思い出させてもらう機会になったと思っています。
「教えているつもりでも、子どもは学んでいないことがある。学んでいない時、子どもや親の責任にしていないか。子どもが学びとるまでが教師の責任だ。」
最後に仰った言葉は、分かってはいても新鮮で、静かに心をふるわせます。