学校日記

『東山を西に見て』〜Make legend〜

公開日
2011/07/20
更新日
2011/07/20

校長室から

「最高の瞬間」
 いよいよ夏休みが始まります。始業式と入学式で「京都で1番の学校を目指す。」と言ってから、はや4カ月が経ちました。その道はまだ始まってばかりで、ゴールは遥か遠いですが、これまでにも「うちは最高の学校や!」と思える場面は何度もありました。 修学旅行、収穫祭、球技大会、それに1年の学年道徳。行事ばかりではありません。日頃の授業中、先生の話に笑ったり頷いたりしながら学習する子どもたちの姿も「最高の学校や!」と思える瞬間です。
 さて、この3連休中にもたくさんの部活動の試合を見に行きました。残念ながら3年生の中には既に試合に負け、引退をしてしまっている人たちもいます。多くの涙も見ました。その時は声をかけることもできませんでしたが、是非言ってあげたいことがあります。「続けていればこれからもいっぱいいいこと、感動的なことはあるよ。」
 特に印象に残ったシーンを紹介したいと思います。18日、本校の体育館で行われた男子バスケットボールの試合でのことです。
 試合は、大幅に点数の差が開いて、ほぼ勝ちが決定している状況でした。これまでベンチを温めてきた選手たちが次々とコートに送り出され始めました。コートを走り回れる喜びを嬉々として表現する生徒が圧倒的に多かったのですが、中には緊張してか、うまく動けない選手もいました。ベンチや応援団からは、その選手の名前を呼ぶ声がかかります。他の選手もその子がシュートできるように次々とボールを回します。何度めかに放ったシュートが綺麗なマイナスの放物線を描きました。「入れー!」私も思わず声を出しました。そして、… 決まった!!。この日一番の歓声が沸き上がりました。まるで、映画かTVドラマのワンシーンのスローモーション映像のような最高の瞬間でした。
 この選手をコートに立たせた顧問の先生。シュートを決めさせたいとパスを出し続けたチームメイト。それを分かって大きな声で声援を送り続けたベンチのプレーヤーと大応援団。そして、それに応えて見事にゴールを決めた選手。この時、実は目頭が熱くなっていました。それほどに感動しました。私の周りの人たちの中には、涙を流しておられる保護者や先生もおられました。花山中が京都1の学校であると思える瞬間でした。
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
 習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」
『夏休みの栞』の1ページめの文章は、この詩の引用からはじめました。
 明日から1カ月にわたる夏休み。部活動の試合やコンクールなど、まだまだこれから厳しい戦いをする生徒がたくさんいます。何をするにも強い気持ちで臨んでほしいと思います。終わってしまった“過去”を変えることはできませんが、気持ちの持ちようで、今から始まる“未来”は変えることができます。有意義な夏休みを送ってほしいものです。