学校日記

『東山を西に見て』 〜Make legend〜

公開日
2011/04/20
更新日
2011/04/20

校長室から

「伝説づくり、発進!」
 2009年3月25日付の私のエッセイ『市役所の窓から』に「伝説の学年」というタイトルをつけたものがあります。始まりはこうです。
 学校がよくなっていく時、そこには「伝説の学年」と称される学年の存在がある。卒業後も教職員や児童生徒から何度も語られ目標とされる学年のことだ。
 修学旅行の結団式での話を考えているとき、この言葉が浮かびました。伏線があります。今年赴任して来られた教頭先生が、着任式のあいさつで「伝説をつくってほしい」と語られました。先のエッセイは、市役所から学校現場で頑張る知人にも配信していたのですが、そのうちの1人が「このフレーズ、使ってもいいですか。自分が主任を務める学年の子どもたちに紹介して、目標にさせたいのですが…」とメールを返信してきました。彼は教頭先生の前任校で共に勤務していたので、着任式での言葉は私のエッセイと無関係ではないのかもしれないと密かに思っています。
 さて、結団式での話です。結団宣言に先立って以下のような内容を話しました。
 先週、3月に卒業した生徒がやってきて次のような話をしてくれました。「あんなにしんどかったのに、あんなに素晴らしい卒業式を迎えられるなんて、自分たちの学年の1年間の歩みは、ドラマみたいやった。」
 今年の3年生は、真面目でまとまりがあって何事にも頑張ってきたのでそんなドラマのようにはならないのかも知れません。だからこそ、学力や部活動の成績や行事の完成度など、あらゆる分野で水準の高い、他校や他学年の人がびっくりするような学年を目指してほしいと思います。何年経っても「あんなに素晴らしい学年はなかった」「花山が劇的に変化したのはあの学年からや」と語り継がれるような「伝説の学年」になってほしいです。伝説は学校生活のあらゆる場面でつくられますが、とりわけ行事への取り組み方が後々にまで印象に残ります。最初の大きな行事が明日からの修学旅行です。花山中の修学旅行に関わるすべての人に「こんなに気持ちの良い集団はない!」と言ってもらえるような取組や行動をしましょう。「伝説の学年」づくりへ向けて、明日からいよいよ発進です。
 2年前のエッセイにも書いていますが、伝説に残る学年を目指して取り組む学年は稀だと思います。伝説になるかどうかは結果だからです。目の前の課題と真摯に向き合い、その一つひとつを克服していく過程で力をつけていくものです。時にぶつかり、時に分かち合い、そして認め合う、そんな営みの結果として「伝説の学年」は出来上がるのです。
 先輩のそれと比べると妙に色の濃い真新しい制服に身を包んだ1年生も、本校の校舎に馴染んできたようです。教科ごとに先生が変わることにも慣れたようにも思います。今、そんな1年生の授業を見に行くことが面白いです。つい先日まで「可愛い」と思っていた2年生たちも、いつの間にか大人びてきました。男子も女子も顔つき身体つきが変化してきたようです。1・2年生が授業に向かう姿勢を実に頼もしく感じます。
「京都で1番の学校」を目指して、各学年で「伝説の1年」は既に発信しています。