『東山を西に見て』
- 公開日
- 2010/10/13
- 更新日
- 2010/10/13
校長室から
「笑顔ある取組」
7日、学校祭体育の部も大成功に終わりました。好天にも恵まれ、花山中学校のグランドに集まったすべての人の顔に爽やかな笑顔がありました。みんなが一生懸命に走りそして競技しました。前を走る人が蹴りあげた砂を顔面で受ける人は、もしかしたら体育祭を楽しみにできないのかも知れませんが、一人一人が一生懸命に頑張る姿には感動させられます。午前中はそんな場面が多くありました。1位になった人も最下位の人もよく頑張りましたよ。
以前にも書きましたが、今多くの学校では団体演技をなくしていく方向にあります。しかし、花山中学校では学年ごとのダンスを続けています。取り組む際に、子ども同士や教師と子どもとの結びつきが強められるだけでなく、今盛んに言われているコミュニケーション力の育成ができるからです。今年も各学年の取組と本番の演技でその正しさが証明されたように思います。
1・2年生はソーランです。1年生は全員で「ソーラン、ソーラン!」「ドッコイショ、ドッコイショ!」と大声を張り上げ、元気いっぱいに踊ってその団結力を見せました。2年生は、オリジナルソーラン。一度経験しているだけあって、新しい振り付けに迫力がありました。鳴子を使ったのも効果的でした。ダンスリーダーの活躍も輝いていました。そして3年生の『花山、袖振れ!』。夏休みが明けて以来、練習の様子をずっと見守ってきました。「なかなかやるな!」当初はそう思ったのですが、その後がなかなか進みません。一部の生徒が参加しない期間が続きます。ダンスリーダーたちが、かわるがわる声をかけます。「なあ、いっしょにやろうや」「先に行ってるし、絶対来てや!!」そんな場面に遭遇したこともありました。『大丈夫やろうか?』そんなことも思いました。
本番、心配をよそに居る居る。あの子もこの子もみんなと一緒に楽しそうに踊っているではありませんか。最近涙腺が弱くなってきているせいもあって、その様子を見ているだけで目頭が熱くなってきました。閉会式で、その感動を伝えました。また、夏休みから学年を引っ張ってきてくれたリーダーの子たちに「御苦労さま。ありがとう!」と労いの言葉を述べたそのときです。最前列に居た3年の女生徒が、取組と本番を思い出したのでしょうか、涙を見せました。その姿を視線の隅で捉えた私は、もらい泣きしそうになり、話を中断しました。あいさつが途中で止まったのはそのためです。(笑)
しんどくも楽しくもあった学校祭は、子どもたちの成長と多くの感動を残して終わりました。今週には(明日から)定期テストが控えています。そして3年生は受験に向けて本格的にスタートを切ります。花山中学校は生徒も先生も本当に忙しいです。でも、そこには充実感とともに子どもたちの笑顔があります。
頑張れ!子どもたち。そして先生方!!