新制度のもとで
- 公開日
- 2014/02/17
- 更新日
- 2014/02/17
校長室から
今日,明日と公立高等学校の前期の受検である。3年生の先生方も待機と確認とに分かれて,朝早くから動いている。初めてのことで,昨年までのそれとは様相が違い,ピリピリした感覚が伝わってくる。私学の発表とも合わせて,前期の結果によるそれぞれの志望校の確認がポイントなるように思う。丁寧に丁寧に進めていかなければならない。それにしても,週末ごとに雪が降るなど,非常に厳しい状況であるが,入試日と重ならなかったことが何よりである。
「雪やこんこん」という歌があるが,「こんこん」は「来ん来ん」で,雪よ,もっと降れ降れの意味である。雪の降り積もる地方の歌ではないだろう。雪の多い地方では,そんな感動も薄れるものである。雪の多い地方などでは,雪にまつわる語彙は多いだろう。雪の降り方や積り方の違いなどもいろいろな言い方が存在するだろうと思われる。雪と一言では言い表せない,生活に根差したものがあるようにも思う。鍋などに入れる鱈(たら)を御所では,ユキノトト,ユキノイオ,ユキノオマナ(魚)などというが,下略してユキとも呼んでいる。冬の魚で,身が雪のように白いのでついたものである。
御所ことばという,禁裏で使われていたことばを総称して呼ぶが,案外,そのままの言い方をする。豆腐などがカベといったり,お餅のことをカチンといったり,そのものの形状や様子からうかがえるようなことばとして存在するものも多くある。
明日も受検の生徒たちはいるが,この前期の試験が済むと,ちょっと落ち着くことができる。次の中期試験である7日までであるが,次の体制を取るための期間となる。2月は逃げる,3月は去るというように,もう新しい年度までもうそこである。3年生のもう一踏ん張りを期待するだけである。新しい世界に向けて,雪解けの春はもうそこである、健闘を祈る。