学校日記

ドッグイヤー

公開日
2014/01/15
更新日
2014/01/15

校長室から

 犬の1年のことをドッグイヤーという。意味は,成長の速い犬にとっての1年は人間の7年に相当するという意味である。技術革新など変化の激しいこと,移り変わりの激しいことのたとえで使われている。ゆえに,犬にとっての3年は,人間に当てはめると21歳となり,ちょうど成人を迎えたばかりなのである。
 IT産業などはまさにドッグイヤーのような状態であるだろう。このこととは逆に,人間50年といわれていたが,今や80年を超えている。今や30年以上も長生きをする時代となったのであるが,これまた,7年という節で回っているということを、理由は忘れたが何かで読んだことがある。つまり,昔の20歳に対しては,今の年齢でいえば,14歳,15歳くらいに対応するということである。昔,元服という成人式にあたるものが武士の世の中では15歳くらいであったことからもそのことが分かるだろう。今の中学3年生が成人であったとみると,中学生をそのように見られるだろうか。
 いろいろな意見があるかと思われるが,中学生を成人として育てるとすれば,どのような育て方が必要なのだろうかと考えることではないかと思う。20歳だから成人と考える考え方から,中学生でも,成人なら○○なことができるとか,△△的な考え方ができるなどと,その資質を当てはめてみてはどうだろうかと思う。もちろん,20歳は20歳の重みはあると思うが,何も年齢だけで成人と見なくてもいいように思う。そんな育て方や見方もあることも必要なようにも思う。
 技術革新はますます速度を上げるのは想像できるが,それに対応して人間はどうなのだろうかと時々思う。