学校日記

ようこそアーティスト

公開日
2013/12/11
更新日
2013/12/11

学校の様子

師走も中旬を迎え、慌ただしさが増してきます。落ちついて学校生活、日常生活ををりたいものです。

今日は、2年生で「ようこそアーティスト・文化芸術特別授業」を行いました。筑前琵琶日本橘流日本橘会 師範の谷口旭佳先生に来ていただき、平家物語 筑前琵琶弾き語りを披露してもらいました。演目は「扇の的」と「一ノ谷」です。「扇の的」は教科書にものっていてよく知られています。源平の合戦の屋島の戦いで、源氏と平氏の武士たちが見守る中、源氏側の那須与一が船上にかかげられた扇の的をうち落とすという一節です。また、「一ノ谷」は、源義経の鵯越(ひよどりごえ)の坂落としで有名な一ノ谷の戦いで源氏側の熊谷直実が、平敦盛をうつ一節です。熊谷直実は、自分の息子と同じくらいの16,17歳の平敦盛をうったあと武士のあわれを身に染みて感じます。「扇の的」「一ノ谷」とも筑前琵琶のもの悲しさを感じる琵琶の音色にのせて独特の節回しで弾き語りをしていただきました。源平の合戦で平氏は、壇ノ浦で滅びます。まさに「おごれるもの久しからずです。」一方、源氏も鎌倉幕府を開きますが、源氏の将軍はわずか三代で滅びます。ここにも人の世の無常を感じます。

弾き語りの後、生徒は実際に筑前琵琶の体験演奏をしました。全員が講師の先生の指導のもと興味深く体験していました。体験演目は、平家物語の有名な冒頭部分「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す」です。生徒が体験演奏する琵琶の音色が教室に響いていました。

本物に触れることは、なかなかできないことです。貴重な体験になりました。