心遣い
- 公開日
- 2013/10/10
- 更新日
- 2013/10/10
校長室から
今日10月10日,1964年度の東京オリンピックの開催日であった。2020年度の東京でのオリンピックが決まったことで,以前のオリンピックが思い出された。小学校でもテレビ観戦があった。視聴覚室なる部屋で鍵のかかるテレビで,もちろん白黒であった。寄付金付きの記念切手や記念硬貨など,それにまつわる品々もまだ残っているはずだ。朝,連絡を取った学校も体育祭のところがあった。晴れの特異日ということでのオリンピック開催であった。今度は夏の開催となるゆえ,暑さ対策が大変だろうなとふと思えてきた。そんな暑さも残る今日でもある。
さて,昨日,昨年度に教師塾での実地研修で本校に来られたという大学4回生の学生が来てくれた。来られた理由は,9月にあった採用試験の結果についての報告であった。もちろん,昨年度,私はいないので初対面であった。でも,そのような心遣いで来校してくれたことが,何より嬉しかった。
国語の先生を目指しているという彼女は,いわゆるリクルートスーツで,発言内容からしても大変前向きな姿勢が良かったし,爽やかな感じであった。今年度卒業で,来年度は講師として頑張り,再度チャレンジするという。十分力を付けて,目指すべき道を勝ち取って欲しいと願っている。
委員会にいるとき,前教育長が苦しいこと,しんどいことも含めて,働くということで,楽しいことばかりではないという主旨の話を何度されたことを思い出した。志を持って,子どものために目指す教育職である以上,当然のことであるが,途中で折れたり,心がめげたりすることもあるだろうが,その子どもによって力をもらうこともまたある。不思議な思いにさせられる。
自分自身を振り返ったとき,鈍感な方なので,学校へ行くことに躊躇するようなことはあまりなかったが,それでも,そんな思いになったことは,何回かはある。しかし,面白いもので,人というものは変化するもので,1日経つと,2日経つと,……と変化していく。これは自分もそうだし,相手もそうである。案外自分自身の心の中に巣くう,負の部分というか,マイナス思考的な考え方が,大きく作用しているのではないかとも思う。
最近は,なるようにしかならないと思えるようになってきたし,だれも悪くしようとは思ってないが,結果として負の連鎖に陥ってしまうこともあるんだと思えるようになってきた。ということで,心の持ちようだとも思っている。
さて,来校した学生であるが,採用試験も受け,志ある学生であることから,また,同じ国語科であることも含めて,教科的なことをいろいろと尋ねてみた。校長室での話であったが,そこから漏れる声で,本校の教員から,大きな声で誰を指導していたんですかと,後で問われた。指導もしていないし,とりわけ大きな声も出していないと思っていたが,そんな風に尋ねられたということは,そんな口調で,声も張り上げていたのかも知れない。ついつい力が入っていたのかも知れない。
やはり教科のことは気になる。今でも国語のことと道徳のことは気になることが多い。教科で採用されているので,教科のことをしっかりすること,そして,担任は道徳をもきっちりと指導しなければならないことを含めて,話を終えた。来年,本校にもどんな新採の先生が来られるのかということが心に湧きあがってきた。楽しみである。