関心
- 公開日
- 2013/08/26
- 更新日
- 2013/08/26
校長室から
今日から2期が始まった。暑さもひと休みとなった,過ごしやすい中でのスタートとなった。大きなこともなく無事にスタートが切れたことを皆で喜びたい。
スタートに際して,1期を土台として,2期は実りの時期である。どれだけそれぞれが力を付けるかであるが,これはどの学年の生徒も同じである。ただ,3年生は進路選択という目の前のことを考えると,1年生や2年生とは少し事情は違うだろう。この期の終わりには,具体的な進路を決め,それに邁進しなければならない。とりわけ,公立高等学校の選抜制度が変わることで,大きな不安があるだろうが,それは大宅中学校の3年生だけの問題ではない。とにかく力を付けることに力を注ぐことだ。今はそれ以外ない。
さて,この間ニュースを見ていると,某私立大学に2015年に農学部ができるということを伝えていた。驚いたのは,35年ぶりの認可であるという。そんなに長く人間の食というものに関して,大学が動かなかったのか,もちろんこまごまとして学部内の変更はあったが。そのことが不思議でならなかった。生活の土台である農業に新しい光が差してくるように思えた。こうした大学の新設などは,高校の新設とは違って,もっと大きな方向性を示してくれているように思う。新聞には,隅の方に,少しばかりのスペースが割かれるだけだが,大きな意味を持っている。また,そうした新設の学部はもちろん,新しく加わる学部変更などは,進路選択に対しての指針でもある。10年ほど先を見据えたものではあるが,間違いなく社会の要請にこたえるものだと推測できる。
キャリア教育として,進路見据えた学習を進めることは大切ではあるが,眼前のことばかりに目をとらわれず,中,長期的な視野も大切にしなければならないだろう。そう考えると,今,日本が置かれている問題は,今後問題となることは何だろうか,などといったよりグローバルな世界的な視点で以て,ものごとを包括的に見る力を備えなければならない。
ことは大きな話になっていくが,今はそんな時代なのである。そんなことに関心を持つことは,大きな選択肢を与えてくれるものと思う。全て関心事である。まだ中学生だから,高校生だからは通用しない。あらゆる関心から物事が見えてくるように思う。