学校日記

集団として

公開日
2013/07/18
更新日
2013/07/18

校長室から

 4時間目,第2学年が集会を持っていた。1期終了に当たり,2年のクラスや学年の様子,さらには,今後の合唱コンクールに向けてのことなどを生徒代表が話をし,みんなに訴えかけていた。聞く側の生徒もしっかりとした態度であった。
 こうした集会的なものがなくなってきている。昔は毎週のように全校集会があった。その当時はそれはそれで大変だったろうと思うが,大変懐かしい。私は集会は学校生活においては大切な要素だと思っている。こうした学年集会で,生徒,教員全体でその方向性を共有し,そのもとで,それを受けての担任の学級経営につながっていくからである。しかも,生徒たちがみんなに訴えることは,みんなの聞く耳にも影響するものである。また,内容面だけでなく,集団で聞く姿勢の確立を目指すために大切なことだとも思っている。集団で集まった時,時として烏合の衆のようになってしまうが,じつは,そうした訓練がなされていないからでもあると思う。集まれば静かにしなさい,挙句の果ては黙れなどという言葉まで飛び交うこともある。
 ところで,私の理想は月1回の全校集会と残りの3週は各学年の学年集会で1月が構成されていることだ。全校集会は,多くの先生方が時宜に合った,得意な話をされればいいと思っている。以前の学校でも行っていたが,今はある中学校の校長先生だが,その先生が,自分の中学生の頃の泥沼のグラウンドの整備の話をされていたが,聞いていて面白く,楽しくて笑いが漏れていた。生徒たちも目を輝かせて聞いていた姿を今も思い出す。
 集団訓練の場としての学年集会は意義あることだと思う。その上に,自治活動的な要素も入るし,何より,生徒たちがいろいろな場面で主役となって学年が進んでいければと思う。そのためには,先生方の計画など多くのご苦労をかけるが,その分また楽しさも出てくるものだと思っている。
 学校は本来学力を生徒たちにつけることが第一義である。しかし,楽しい学年,面白い学級でなくて,どうして学習がはかどるだろうか。その学力の基盤となる学年,学級が,生徒たちと教員の間でしっかりとつくられることこそ大切なことだし,大事にして欲しい。