学校日記

雰囲気

公開日
2013/07/09
更新日
2013/07/09

校長室から

 6時間目,3年生は7つの高校から先生方に来ていただいて,高校の授業を体験した。内容は,数学,理科,英語,美術,保育,工業,商業の授業であった。真剣な面持ちで授業を受けていた。
 さて,この時期,授業を受けられるのはいい経験である。というのも,夏休み前であるので,これから高校の選択をするのに,また漠然とではあっても,こうした経験を積むことは,非常に貴重な体験となる。これが夏休み後となると,その余裕もなくなるので,本当にいい時期である。
 これから,夏季休業中には,各高等学校のオープンキャンパスも行われるが,こうした経験が生きてくる。なにも経験していないことには,本当の想像でしかないものが,ちょっとでも積んだことは,次の段階を知る手掛かりとなるからである。また,そうした経験の上から,オープンキャンパスに行くのとでは,尋ねる視点も変わってくる。雰囲気といえども,それは体験から生まれる自信となってくる。何より,百聞は一見にしかずである。
 高校の選択のためには,狙う学校がよく似てくるから,同じような学校のオープンキャンパスに参加する傾向があるが,こんな参加の仕方もある。それは,学校群による分け方をするものである。同じような学校群をまとめて,この学校ならA校を,違って学校群からB校を,そんなふうに学校の違いを知るという視点で選ぶ見方である。また,先ほどの,自分の行きたい方向性が決まっているなら,同じような学校群の中から,3つくらいを選んで参加する方法もある。
 今までの自分の学校選択がどこまで決まっているかで,参加の方法は随分変わってくるように思うので,保護者の方とよく相談をすることだ。ただ,やってはいけないのは,保護者任せにして,自分が行かないことだ。やはり自分が行って,肌で学校の雰囲気に触れることは大切な視点である。また、保護者任せにして,学校選択を行うと,そこへ行ってから,何かの不調が起きた時,その責任を保護者に被せるのである。
 昨晩の地域生徒指導連絡協議会の研修会でも『子どもの“心’’ のコーチング』と題した講演の中でも,講師の菅原裕子先生も,三つの視点,愛すること,責任,人の役に立つ喜びをキーワードにされていたが,子どもに責任を任せる大切さのなかで,親への依存度なくすことをはなされていたことと共通したことである。すべて自分のこととして考えていくことなのである。それに人の役人立つ喜びを加味して,進路を選択することである。学校目標にも入れた「志」,人のために自分があるという考え方も大切なことである。