切り替える
- 公開日
- 2013/06/21
- 更新日
- 2013/06/21
校長室から
本日の陸上競技記録会は残念であったが,中止せざるを得なかった。心待ちにしていた生徒,そこで活躍しようと思っていた生徒など,いろいろな思いで,この雨を恨めしく思った生徒も多いことだろう。3年生の廊下や窓には,照る照る坊主を飾って,今日の天候の回復を念じていた。
変なもので,記録会が中止となると,その冊子も,記録の貼り出された掲示板も大変むなしく感じられたのは,私だけだったのだろうか。この計画に携わってきた体育科の先生方をはじめ,直接この会に関わってこられた,また,生徒たちの笑顔を見たいと張り切ってこられた先生方全員もたぶんそんな思いを感じられていることだろうと想像する。もちろん生徒たちは言うまでもないし,保護者や地域の方々もそうだろうと思う。
気持ちが萎えるということは多々あることだし,思い通りいかないことも多々あるだろう。その時,どうして自分の気持ちを昇華させていくことができるかである。昇華という言葉がここではそぐわないかも知れないが,自分自身でどう打ち勝っていくかである。そんなことを考えるいい機会かもしれない。と同時に,世の中にはこうした自然現象をはじめ,我々自身にはどうしようもないことも多くあるということだ。このように考えること自体が,気持ちを他にそらして打ち勝つ人間の知恵なのかもしれないと,これを書きながらふと思った。
来週の水曜日から期末テストに入る。とりわけ3年生にとっては最後の陸上競技記録会がなくなり,大きな穴があいたように思える中,次の期末テストも違った意味で大きなウエイトを占めてくる。気持ちを切り替えて,しっかりと頑張って欲しい。
ところで,先ほどの照る照る坊主についてだが、この風習は中国から入ってきたもので,箒を持たせていた。それは,雨雲を掃かせすためであったという。江戸時代の風俗習慣などを記した,いわゆる百科事典のような『嬉遊笑覧』には,晴れると目を入れ,お神酒を供えて,川に流すという風習があったという。