夏季大会〜バスケットボール部
- 公開日
- 2021/07/19
- 更新日
- 2021/07/19
校長室より
「チーム」
バスケットボールは,オフェンスとディフェンスが瞬間で変わる競技である。ディフェンスは,1人が頑張っても守り切れるものではなく,5人全員で守らなければならない(抜かれてきたら次の者がヘルプにまわり,その他の者でローテーション等が必要)。オフェンスは,全員で行うが,チームの中で得点力の高い者にいかに多く,シュートチャンスをつくるかが重要である。しかし,32分間1人のプレイヤーにシュートを打たせ続けることは不可能であるし,相手からすればそのプレイヤーへのマークは当然厳しくなる。だから,その得点力の高い者以外が,シュートを打つべき時に打ち,ある程度の確率で決めることが勝負を左右することが多い競技である(5人ともが得点力が高ければそれでよいが,中学生ではそうはいかないことが多い)。
勧修中学校バスケットボール部が17日(土),18日(日)に夏季大会に挑んだ。1回戦は,64−29というスコアで比較的余力を残して勝利した。
2回戦は,トーナメントの都合上,1回戦を戦ったその日に実施された。1日に2試合のスケジュールはこの猛暑の中では厳しいといえる。「後半,足が止まらなければいいが」一抹の不安が残る中,tip off。
勧修中学校のオフェンスは,得点力の高い4番のプレイヤーを中心に組み立てられている。この2回戦も4番を中心に得点を重ねていく。しかし相手も粘り強くリバウンドをとり,1Qは18−15と勧修の僅差のリード。2Qも同様の展開となり前半は38−31と7点差の勧修リードで折り返した。「後半,足が止まらなければ,いける。ただ足が止まったときは・・・」
3Qも前半同様の展開であったが,勧修が一定のリードを保ち,54−45で終了した。が,4番の足がつり始めたことから,3Qの終盤から得点が止まり始めた。
4Q。心配していたことが現実となる。4番の得点が止まり,相手チームの猛反撃をうける。4Q終盤,とうとう同点に追いつかれる。
そのような状況で,4番以外のプレイヤーが,リバウンドで頑張り,リングに対して積極的にアタック(ドライブイン)し,得点を重ねる。結果66−64の僅差で勝利を収めた。
試合を改めて振り返ってみると,1Q〜3Qは4番が確かに目立っていたが,要所要所で4番以外(5番・7番・8番)が得点を重ねていた。試合後,相手のコーチが「4番にやられました」というようなことを話していたのを小耳に挟んだが,勧修からすれば4番がある程度得点をとるのはわかっていることであり,それ以外のプレイヤーでどれだけ上積みできるかがポイントであった。そういった意味で,勧修のオフェンスが機能したナイスゲームであったといえる。
18日(日)の3回戦は,昨日の疲れからか敗戦となったが,3年生が2年半かけて育ててきたチームでのバスケットボールが2回戦で見事に表現できた大会となった。気持ちのいいゲームを魅せてもらった週末である。3年生,お疲れさまでした。