学校祭 展示発表、2年生作品
- 公開日
- 2009/10/19
- 更新日
- 2010/02/09
学校祭,舞台・展示発表
オブジェ「睛(ひとみ)」
東山開睛館の校名「開睛」は、京都の東方(東山)の守護を司る「龍」を念頭におき、中国最古の絵画史とされる「歴代名画記」の故事「画龍点睛」から着想されたものです。
中国が南北朝の時代、南朝の梁(りょう)に”張僧ヨウ”という名画家がいました。ある時彼は、金陵(きんりょう)(現在の南京)の安楽寺の壁に龍を描くことを頼まれ、4匹の龍の図を描きました。その龍は、今にも壁を突き破って天にも昇りそうな勢いがあり、見る人すべて息を飲みましたが、不思議なことに、瞳が描き入れられていませんでした。
不思議に思った人々が彼に理由を尋ねると、彼は「もし瞳を入れたら、龍が天に飛んでいってしまうからだよ」と言いました。しかし、人々は信じることができずに、是非、瞳を描き入れるように彼に求めました。
そこで仕方なく彼が4匹のうち2匹に瞳を入れると、たちまち稲妻が走って、壁が壊れ、2匹の龍は雲に乗って天に飛び去ってしまったのです。あとには瞳を入れなかった2匹の龍だけが残ったそうです。
睛(ひとみ)は「大切な事を象徴的に表すもの」とされ、「開睛」という校名になったものです。