学校日記

七草粥

公開日
2010/01/07
更新日
2010/01/07

校長室から

 7日正月である。松の内も半分で,まだおめでとうございますが生きている。今朝も校門で生徒たちを迎えていると,もう7年くらい前の卒業生が,自転車に乗りながら,おめでとうございますと言ってくれた。登校してくる生徒もちょっとびっくりするくらいの声であった。でも,久し振りで,しかもお正月,きっちりと挨拶をしてくれ,清々しい気持ちになった。また,幼稚園へ行く子どもにおめでとうと言うと,おめでとうございますと返してくれた。こうした積み重ねが,無縁社会とよばれる今の日本の現状を変えていく一つだろうなと,ふと思えた。
 今日は七草粥を食べるが,本来は,五節句の一つで,七草粥を祝う節句の日であるというのが正しい。中国では,人日(じんじつ)といい,中国から伝わった風習である。七草であるセリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベ,ホトケノザ,スズナ,スズシロをまな板の上に,ちょっと忘れたが,はやし言葉を唱えながら,すりこぎと火箸だったと思うが,七草をたたき,はやし言葉終わると,粥に入れるのである。正月からの食べすぎた胃を気遣って,消化のよいお粥を食べる意味もあるだろうと思っている。
 十数年前,3学期の始業式で,当時の校長先生が,この五節句の一つで,七草の種類を挙げられて話をされていたのを思い出した。この話を聞いた人もわたしを含めて3人しかいないが,なぜか3人とも今も印象に残っている話である。