事始め
- 公開日
- 2009/12/15
- 更新日
- 2009/12/15
校長室から
もうすでに過ぎてしまったが,13日は,事始めであった。いつもニュースや新聞では,祇園の花街の様子が流れるが,新年を迎える準備を始める日なのである。この日は,西陣や室町などでも,祇園同様に,お世話になった家に鏡餅を持参して,「押し詰まりまして,オコトウサンドス」とあいさつを交わす。北野神社の大福梅(おおふくうめ)も,この日から授与されるなど,正月を迎える準備がいろいろなところで始まるのである。
コトとは,季節の変わり目にあたって,祝事をする日のことで,節日(せちにち)のことである。ゆえに,事始めとは,お正月に神を家に迎える祭りのことで,一年の最初の事を始める日,つまり,お正月の準備を始める日の初日になるゆえに命名されたものである。
いろいろな風習や習慣などは,徐々になくなっていき,特別なものとして残っているようだが,本当はどこの家でも行われていたものが多い。ちなみどこの学校では,3年生は,進路を決定する面談が始まる。事始めとともに,進路が始まり,いよいよ本格的に受験シーズンの幕開けとなる。今までも準備はしてきたと思うが,この時季,志望校の決定とそれに向けての追い込みが始まり,これが学校の事始めとなる。