学校日記

真摯に

公開日
2009/11/09
更新日
2009/11/09

校長室から

 昨日,四条烏丸にある産業会館8階のシルクホールで行われた「平成21年度麻薬・覚せい剤乱用防止運動京都大会」に出かけた。吹奏楽部が出演するからである。
 現在,といってもこの10年余り,第三次覚せい剤乱用期といわれ,覚せい剤事犯による検挙者が,高い水準で推移しており,その終息の兆しが見えない状態である。とりわけ,府内でも,高校生が逮捕されたり,先月も大学生が捕まったりと,若者の間での広がりが急増している。身近な友だちが使用していたり,薬物自体も身近な所にあるゆえ,手軽な存在として感じてしまう学生が多いからかとも思われる。本校でも,先月3年生を対象に「薬物乱用防止教室」を行ったが,第一は,正しい知識をしっかりと身につけることである。正しい知識を身につけること,つまり,その恐ろしさを知ることは,きっぱりと断る勇気も持つ基盤となる。さらには,そうした薬物の存在する危険な場所や場面についても考えが及ぶようになる。そして,何より,友だちとして,本当の存在を示せるかどうかである。そのためには,身を滅ぼす薬物に対して,真摯にいろいろな角度から考えられるかであり,こうした考えをもとに,行動する輪を広げていかなければならない。
 ところで,吹奏楽部であるが,本当に力を付けてきた。ホールの構造からか,むっくりした音で,素晴らしい演奏であった。「崖の上のポニョ」「見上げてごらん夜の星を」「明日があるさ」「Let’s swing」,そして,アンコールは,「Choo Choo TRAIN」であった。会場では,観客席からの手拍子や二人の掛け合いの進行に笑いが起こるなど,楽しいステージではあったが,なかなか堂々としたものであった。
 この出演には,夏に行われた左京区民ふれあい祭りに出たことがきっかけであったが,一つ一つのステージを丁寧にしっかりとこなしていくからこそ,そのあとに続くのである。そして,出演のためには,また,真摯に練習を積まなければならない。生徒たちは,こうしたことの繰り返しにより力を付けていくものであり,舞台に立つことで成長していくものだと確信した。顧問と共に,こうした舞台を提供してくださった関係各位に対して感謝するとともに,岡崎中学校を代表して,本校の素晴らしさを伝えてくれた部員にも拍手を送りたい。