和の大会
- 公開日
- 2009/11/04
- 更新日
- 2009/11/04
校長室から
昨日,第35回日本PTA近畿ブロック研究大会和歌山大会へ出かけた。久しぶりの和歌山であった。『「和(なごみ)」〜つれもていこら!子どもの幸せのために〜』が大会スローガンであった。
参加した分科会は特別分科会で,いわゆる地域コミュニティづくりの話であった。PTAからPCAであるという話を興味深く聞いた。Cはコミュニティということである。先生方に代わってCであるコミュニティが入ることの意義などを,和歌山県教委が行っている「きのくに共有コミュニティ」の取組を例に出しながらの話であった。そして,現況のPTAのTが管理職など一部のTだけであることが課題であるという話でもあった。また,この課題の発展系でもないが,発表者の中から,学級PTAづくりが大切であるという話が出された。もともとわたしは,学級づくりを基盤においた学校づくりが根底だと考えている。子どもの居場所として,身近な学級は最も大切な場所で,この居場所が心許せる所であることで,子どもたちは落ち着き,次の段階としての学習に身が入るのである。それを学級PTAづくりという話が出て,なるほどという思いになった。担任が計画的にしっかり学級づくりをすることは最も大事なことであるが,そのことを保護者も理解し,手を取り合っての学級を支える土台づくりをしようというのである。一人ぼっちの子どもつくらない,一人ぼっちの先生をつくらない,一人ぼっちの保護者をつくらないということであろう。さまざまな課題をかかえるPTAであるが,その基盤づくりを学級に求め,身近な場面での保護者の活動を広げていこうと考えることは,ボトムアップのPTAづくりの発想のように思えた。
それぞれ学校の抱える課題は違うが,こういう会に出ると,思いもよらない,新しい発想なども飛び出し,はっと気づかされることがある。ただ,フロアーから,いろいろな取組があってもなかなか伝わってこないもどかしさというか知らされないことへの不満も出ていた。自分の学校なら,と置き換えながら,点検をすることが必要である。明日からどうこうということはないが,ちょっと元気をもらえた会であった。